最近、毎日のように物価の上昇を肌で感じています。
私自身の身近なところでは、
実際に車のオイル交換費用が40%ほど高くなっていて驚きました。
フィルター交換無し、6000円くらいのイメージが、1万円です。
いま日本全体で「給料UP」を求める声が大きくなっています。
しかし、
本質的な部分に目を向けると、
これは「日本の弱体化」の現れなのではないかと私は考えています。
「そういう時代だから、会社が給料を上げるべきだ」と単純に受け入れる人もいます。
しかし、
給料を上げるにしても、その原資となる収入源はどこから来るのでしょうか。
会社に対して「給料を上げろ」と問いかける前に、
まずは「自分の価値」を客観的に考えてみることが大切です。
そうすることで、いま自分がもらっている給料の妥当性が見えてきます。
いまの待遇は適正なのか、
それとも自分のスキルに対して見合っていない(搾取されている)状態なのか。
所属する会社や環境にもよるので、自分自身でよく考えてみることは非常に重要です。
職人の「経験年数」=「能力」ではない
10年やっているから10年分の価値がある、とは限らない。
逆に、5年でも
図面が読める
一人で施工できる
現場を任せられる
他業種と調整できる
消防設備士資格を持っている
後輩を指導できる
となれば、会社から見た価値は高い。
東京土建の「2025年 設計労務単価」資料では
配管工の単価は28,600円とされていますが、
実際の価値は工事の種類や下請けの階層など環境によって大きく異なります。

経験年数=能力ではないため、環境に甘んじず自身を高める姿勢が不可欠です。
弊社が「資格手当」を支給する本当の理由
エスティー株式会社では、
消防設備士甲種の資格1つにつき、月1万円(年間12万円)の資格手当を支給しています。
資格取得は翌月の利益直結ではなくプロボクサーのライセンスのように可能性を広げるチケットであり、
挑戦への投資として手当を支給しています。
「あなたは何ができますか?」に具体的に答える
現場監督も配管工も本質は技術職であり、
「スプリンクラー工事の一連の作業や図面作成ができる」
といった具体的なスキルを提示できる状態こそが価値です。
お金集めの求人は定着しにくく、継続的な給料には妥当なスキルが伴う必要があります。
最後に:自分の価値を振り返ってみよう
給料アップを望むなら、
工事請負金額や諸経費を計算して自分の給料の妥当性を理解することが大切です。
人から与えられるのを待たず存在価値を振り返ることが、未来を切り拓く秘訣です。

「頑張っているのに評価されない」と感じている人へ。
私たちは、技術を身につけようとする人に、資格取得という形でも投資します。
会社が社員の価値を高め、社員が会社の価値を高める。
そんな関係をつくっていきたい。


