消防設備士の岩崎です。
主に水系消火設備の新築ビルの施工、
そして、既存ビルの改修工事を行っています。
週末の土曜日、
スプリンクラーの増設・移設工事を行ってきました。
オフィスビルということで、ホワイトカラーの方たちがお休みの日に、
オフィスの天井にあるスプリンクラー消火設備の工事を行います。
平日の日中は、まさにお客様の勤務時間内。
そのため、こうした改修工事は、
お客様の業務に支障が出ない時間帯に対応します。
今回は、30階のオフィス空間に「テレブース」を設置するため、
それに伴うスプリンクラー設備の対応工事です。
テレブースとは、
防音性に優れた個室型のワークスペースで、
Web会議や電話会議、集中作業などに適した環境を提供するブースです。
コロナ禍以降、
こうしたブースの需要は確実に増えているようです。
設置料金込みで、高級車1台分ほどの金額がかかると聞きました。
間仕切り壁を構築して一つの空間を作ることに比べると、
大幅にコストダウンできるようです。
また、
条件によっては消防法に関する緩和が受けられるケースもあり、
間仕切り壁構築と比べ、比較的設置しやすいと聞いています。
今回も、テレブースの設置条件に合わせて、
スプリンクラー設備について必要な対応を行いました。
テレブースが大型什器として配置されるため、
スプリンクラーの警戒範囲や、散水障害となるSPヘッド周囲の離隔を確保する必要があります。
そこで今回、
SPヘッドの増設・移設工事を行いました。
一度に5フロアにまたがる工事です。
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現場監督としての仕事
私の業務としては、
事前に工事計画を検討し、
SPヘッドの配置を決めておきます。
そして、
着工届など必要な届出の確認・提出、
材料や職人さんの手配。
そして当日の工事指揮をとります。
施工中の安全管理、品質管理。
さらに、
施工写真の撮影や書類の作成まで行います。
現場に行ってみると、
SPヘッドの設置予定のシステム天井ボードに他設備が配置されているなど、
事前の検討通りにいかないことがあります。
そんなときは、
現場の状況を確認しながら、柔軟に対応します。
「段取り8分」
効率的に職人さんを動かし、
限られた時間の中で工事を進めていきます。
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現場にもっていくものは「図面」
通常のデスクワークと現場仕事。
その両方を行う私が、
現場にもっていくもの。
それは、やっぱり自分で作り込んだ図面です。
見やすく、正確であること。
そして、計画通りに進まなくなったときに、
臨機応変な対応ができるだけの情報が盛り込まれていること。
図面には、
これまで積み重ねてきたノウハウが凝縮されています。
まずは、見やすいこと。
そして、わかりやすいこと。
工事に必要な巻き出し配管の取り出し位置や、
SPヘッドの設置予定場所。
他設備との取り合い。
現場で必要になる情報を、
できるだけ図面の中に落とし込んでおきます。
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それでも、現場ではイレギュラーが起こる
今回は、少しイレギュラーな対応が発生したこともあり、
施工前後の写真を1枚、撮り損ねてしまった箇所がありました。
本日、提出資料をまとめていて気付きました。
まだまだ未熟者ですね。
こういう小さなミスを一つひとつ振り返り、
次の現場につなげていく。
これも現場監督の仕事です。
精進していきましょう。
最後に必要な書類をまとめ、
所轄消防への設置届など、必要な手続きを行います。
これで一つの改修工事が完了します。
週末のオフィスビル。
皆さんがお休みしている間にも、
こうして建物の安全を守るための工事が行われています。
ご安全に!


