今日は、提携している派遣会社の営業担当者と面談を行いました。
派遣契約を始めてから、気づけば丸3年。
その間に派遣会社もM&Aによって社名が変わりました。
M&Aとは、企業の合併(Merger)と買収(Acquisition)の総称です。
以前は「転籍」を重視したビジネスモデルでしたが、現在は継続的な人材派遣をベースにしたモデルへ回帰しています。
⸻
ちょうど建設業界では、
いわゆる「2024年問題」により労働時間規制が強化されました。
ゼネコンやサブコンでも、長時間労働を前提とした働き方は急速に見直されています。
効率化。
そして外注化。
労働時間を枠内に収めるために、現場の考え方そのものが変わってきました。
さらに今後は、
AIやロボット技術の発展によって、
人間が担う仕事はより「CORE(本質的)」な領域へ移っていくでしょう。
⸻
私が派遣社員を活用するようになったのには、明確なきっかけがあります。
建設業というのは、
「ゼネコン」
↓
「一次下請け」
↓
「二次下請け」
という重層構造で成り立っています。
弊社も、防災メーカーの下請けとして工事を行っています。
ある時、上位会社の担当者にこう言われました。
「こちらで用意した人間に文句を言うくらいなら、
自分で人を連れてきて工事したらどうですか?」
正直、かなり刺さりました。
でも、今思えばその通りなんです。
⸻
上位会社が人を用意しても、
自分で人を採用しても、
結局、人件費は発生する。
しかし、そこには決定的な違いがあります。
それは、
「主体性」と「リスク」です。
自分で派遣会社に声をかけ、
面談し、
採用し、
教育し、
成長させ戦力とする。
この3年間、それを実際にやってきました。
⸻
中小企業にとって、「求人」は大きな弱点です。
だからこそ、派遣という窓口は非常に合理的でもあります。
ただ、どれだけ関係性が良くても、
派遣社員は“他社に属する人材”です。
やはり最終的には、直接採用が最もスケールメリットが大きい。
そして、
人を育てる経験そのものが、
経営者や管理職にとって大きな財産になると思っています。

⸻
20代の若い人たちへ。
やる気があるなら、今の自分の立ち位置をよく見てほしい。
20代は、本当に価値があります。
だからこそ、リスクを取ることを恐れないでほしい。
あなたの周りには、
何人の“マネージャー”がいますか?
その人たちは、あなたに何を与えてくれていますか?
何を背負ってくれていますか?
⸻
例えば、
結婚することになり、相手のご両親へ挨拶に行くとします。
その時、自分の仕事をどう説明するでしょうか。
一人で生きるだけなら、
「社会人として迷惑をかけなければいい」
それでも成立するかもしれない。
でも、
人生の覚悟を決める時には、
自分が誇れるものを持っていてほしい。
相手のご両親から見て、
あなたはどう映るだろうか。
⸻
若いうちから、主体性を持って生きる。
それが、これからの時代を生き抜く上で、
ますます重要になると思います。


