こんにちは。

昨夜は、零戦の構造と、NASAの火星探査機のことを調べて過ごしてました岩崎です。

今回は、消防設備士の仕事について、
「実際のところ、どんな仕事なの?」

という疑問に答えるために、1問1答形式でまとめてみました。

消防設備士という仕事に興味がある方、
建設業への転職を考えている方、
そして「未経験でも大丈夫なの?」と思っている方。

少しでも参考になればと思います。



1.仕事内容・職場の雰囲気

Q1.消防設備士って、一言でいうとどんな仕事?

消防設備士という国家資格があります。

1類から7類、そして特類があります。

弊社では主に、消防設備士1類・2類・6類の資格を使用して業務を行っています。

簡単に言えば、
「火災が起きたときに、建物を守るための設備を扱う仕事」です。

Q2.主にどんな場所・建物で作業するの?

弊社は水系消火設備、特にスプリンクラー消火設備をメインとしています。

スプリンクラー設備が必要となる建物は、大型ビル、商業施設、老人ホームなどさまざま。

弊社の場合は、都内の高層ビルなどが主な現場になります。

Q3.高所作業や重いものを持つなど、体力はかなり必要?

消防設備士は、管理・監督業務が中心となるため、
一般的な成人の体力があれば問題ありません。

もちろん現場ですから、多少体を使う場面はあります。

でも、「体力自慢じゃないとできない仕事」というわけではありません。

Q4.手先が不器用でも作業できる?

不器用であっても大丈夫です。

手先の器用さは、特に必要ありません。

図面についても専用のCADソフトを使って、パソコンで作成します。

最初から何でもできる人はいません。

一つずつ覚えていけば大丈夫です。

Q5.外回りや現場への移動時間はどれくらい?

営業のような外回りは、基本的にありません。

居住地などを考慮して担当物件を決めています。

通勤時間は現場によって変わります。

近い現場もあれば、1時間ほどかかる現場もあります。

基本的には電車での通勤です。

Q6.一日の基本的な仕事の流れは?

基本は、

朝8時に朝礼。
夕方17~18時ころに終了。

という流れです。

もちろん、現場や工事内容によって変わります。

仕事内容については、過去のブログなども参考にしてみてください。



Q7.現場はチームで行くの?それとも一人作業?

これは経験年数やスキル、現場規模によって変わります。

新築の大型現場では、消火チームだけで10名ほどになることもあります。

一方で、担当者としては、1~2名で担当する現場も多いです。

サブコンさんの下請けとして入ることが多いため、

サブコンさんのメンバーも含めると、現場によって全体で4~30人程度になることもあります。

Q8.出張や夜間作業は実際どのくらいある?

基本的にはありません。

ただし、担当する現場によっては、

夜間・休日作業が発生することもあります。



2.働き方・待遇・将来性

働き方については、時代の流れに合わせて変化しています。

以前の建設業のイメージとは違い、

暦通りの勤務が多くなり、残業時間も減ってきました。

弊社は中小企業です。

だからこそ、

社員それぞれの働き方を考えながら、

できるだけ働きやすい環境をつくっていきたいと考えています。

そして、将来性について。

消防設備の仕事が、なくなることはありません。

建物がある限り、防災設備の維持・管理は必要です。

さらに、資格を取得し、経験を積み、技術を身につけていけば、自分自身の市場価値を高めていくことができます。

Q9.完全未経験から始めても本当に大丈夫?

大丈夫です。

むしろ私は、

経験年数だけで、その人のスキルが決まるとは思っていません。

仕事を単元ごとに分けて、一つずつ経験していく。

その積み重ねが、結果として 

技術者としての総合的なスペックになっていきます。

Q10.残業や休日出勤は多い?

現場次第です。

ただ、弊社ではライフワークバランスを大切にしています。

昔の建設業のイメージのままでは、人は集まりません。

時代や状況に合わせて、働き方も変えていく必要があると思っています。

Q11.景気に左右されにくいって本当?

景気の影響がまったくないわけではありません。

ただ、建設業は計画から完成まで数年かかることもあります。

建物は建て替えられ、都市開発も継続して行われています。

そのため、防災設備の需要そのものが大きく減少するとは考えにくい仕事です。

Q12.危険な作業や事故のリスクはある?

あります。

ただし、これは業種や工事内容によって大きく変わります。

躯体、内装、仕上げ、設備工事など、建設業にもさまざまな仕事があります。

当然、それぞれ危険度や事故のリスクも違います。

だからこそ、

安全を最優先にして仕事をすることが大切です。

Q13.学歴や前職のキャリアは関係ある?

基本的には関係ありません。

ただ、これまで身につけてきたスキルは、

どんなものでも仕事に活かせると思っています。

Q14.正社員として長く安定して働ける?

私たちが扱っている防災設備は、建物を継続的に守るための設備です。

新しく設置して終わりではありません。

点検、改修、更新など、建物が存在する限り仕事があります。

だからこそ、長く働いてもらい、

担当する物件をしっかり守ってもらえることが理想だと思っています。

Q15.収入の目安や、年収を上げるコツは?

消防設備士などの資格取得。

そして、実務能力を高めること。

この2つによって、

自分の価値を高め、収入を上げていくことが可能です。



3.入社後・研修・キャリア

Q16.入社して最初の1ヶ月は何をするの?

まずは先輩社員について、業務のサポートをしてもらいます。

そして並行して、業務に直結する消防設備士1類の勉強をしてもらいます。

Q17.最初に覚えるべき専門用語や道具は?

まずは消防設備士1類のテキストの内容を少しずつ身につけてください。

そして、実際に今やっている作業の内容や、使用している材料を覚えていく。

「勉強」と「現場」をつなげていくことが大切です。

Q18.電気や建築の知識ゼロでもついていける?

事前の専門知識は、特に必要ありません。

分からないことは、現場で一つずつ覚えていけば大丈夫です。

まずは、目の前の仕事を丁寧にこなすこと。

そこから始めてください。

Q19.どんな性格の人がこの仕事に向いている?

防災設備は、有事の際に確実に機能することが重要です。

そのため、

・体調管理ができ急に、休んだりしない
・真面目に仕事に向き合える
・報告、連絡、相談ができる

こうしたことは大切です。

Q20.逆に、こういう人は苦戦するかも?

期日を守らない人。

約束を守らない人。

仕事をさぼる人。

そして、

主体性のない人。

防災設備の仕事では、担当者として自分で考えて動く場面が多くあります。

Q21.先輩や上司はどんな人が多い?体育会系?

自分の個性を活かすことが大切だと思っています。

ただ、建物はさまざまな専門職が集まって完成していきます。

そのため、

自分の仕事だけではなく、周囲とのバランスを取ることも重要です。

体育会系であるかは、気にもしたことがありません。

Q22.未経験から「一人前」と言えるまで何年かかる?

これは、年数だけでは決められないと思っています。

その人が、仕事とどう向き合って過ごしていくか。

本人の気質や能力によっても変わります。

まずは、

3年。
5年。
10年。

このあたりを一つのチェックポイントとして、日々積み重ねてみてはいかがでしょうか。

1つの目安としては、

1人で、着工届から設置届を提出し、

工事を完了できることが1人前です。



4.資格・勉強

Q23.消防設備士の資格は入社前に取っておくべき?

事前に取得しておく必要はありません。

ただ、消防設備士1類の勉強は実際の業務に直結します。

興味があるのであれば、少しずつ勉強を始めておくのは良いと思います。

Q24.資格取得のサポートはある?

基本的に、業務に関係する費用については会社で負担しています。

詳しくは、入社時などに相談してください。

Q25.最初に取るべきおすすめの資格は?

消防設備士 甲種1類 この1択です!

ただし、

受験資格の関係もあるので、

受験資格を確認して、

まずは乙種6類の取得を目指すという選択肢もあります。

乙種は、受験資格のくくりはないので どなたでも取得可能です。

Q26.文系出身者でも資格試験に合格できる?

もちろんできます。

文系・理系は、そこまで関係ありません。

そもそも、

私は今では「文系だから」「理系だから」という考え方自体が、

この仕事にはあまり関係ないと思っています。



5.採用・応募について

私がこの仕事に就く前から、建設業界は人手不足が続いていました。

私自身、この業界に入って17年ほどになります。

その間にも、建設業界は大きく変化してきました。

そして、これからも変わっていくと思います。

だからこそ私は、


これからの未来を担う技術者を育てていきたい。

そう考えています。

まずは、消防設備士という仕事に興味を持ってもらえれば、

それだけでも十分です。

Q28.面接ではどんなところを見ている?

私が一番見ているのは、主体性です。

私たちの仕事は、建設業の中でも防災設備、特に水系消火設備に特化しています。

将来的に、

現場ごとに担当者となり、自分で考えながら仕事を進めていくことが求められます。

だからこそ、主体性が大切です。

Q29.面接で「これを聞かれたら好印象」という質問はある?

私は、質問の内容そのものよりも、

「自分と、その会社が本当に合うのか?」

を考えてほしいと思っています。

仕事は、会社から一方的に選ばれるものではありません。

会社も人を選ぶ。

そして、皆さんも会社を選ぶ。

双方にとって良い関係をつくることが大切です。



Q30.未経験で迷っている若者へ、一番伝えたいこと

若いからこそ、迷うと思います。

当時の私も、そうでした。

「この仕事でいいのか?」

「この会社でいいのか?」

「自分は何がしたいのか?」

いろいろ考えました。

でも、いつまでも迷っているわけにもいきません。

人生のどこかでは、
自分の人生をBETする瞬間が必要なんだと思います。

だからこそ、

今、真剣に考えてほしい。

自分がこれから何をしたいのか。

どんな技術を身につけたいのか。

どんな人間になりたいのか。

そして、

「この仕事をやってみたい」

そう思える仕事を見つけてください。

消防設備士という仕事も、その選択肢の一つになれば嬉しく思います。

まずは、興味を持つことから。

そこから始めてみませんか。

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