氷河期。

それは、生き物にとって過酷な試練の時代でした。

極限の寒さ。
食料不足。
大きく変化する環境。

その中で生き残った生物には、共通した特徴があります。

それは、

変化を受け入れ、環境に適応する力。

でした。


大型の動物(マンモスなど)が環境の変化についていけず姿を消していく一方で、

あえて体を小型化させ、知恵を絞り、身軽に仲間と協力することで過酷な環境を生き延びた

哺乳類(ネズミやリスの祖先など)もいます。


私は、この姿に現在の建設業界の未来を重ねています。

なぜなら今、建設業界もまた、一つの「氷河期」に入っていると感じるからです。



材料費の高騰。

職人不足。

2024年問題による時間外労働規制。

現場を取り巻く環境は、以前とは大きく変わりました。

一見すると、

「仕事が減っている」

ように感じます。

しかし、実際の構造は少し違います。

社会から必要とされている建設需要は存在している。

しかし、

人手不足。
技術者不足。
利益を確保できない価格構造。

によって、仕事を受けきれない企業が増えている。

つまり現在の問題は、

「仕事がない時代」

ではなく、

「対応できる力を持った企業が不足している時代」

なのではないでしょうか。



建設業界では、少し前まで職人不足によって単価が大きく上昇しました。

しかし、社会情勢の変化、資材価格の問題、景気への不安。

様々な要因によって、今度は企業側が厳しい判断を迫られる時代になっています。

土日祝日の現場休業。

職人の月給制への移行。

働き方そのものが大きく変化しています。

この環境の中で、企業は二極化していくと思います。

変化に対応する企業。

過去の成功体験に固執する企業。

もちろん弊社は、前者の『変化し続ける側』として取り組んでいます。



では、氷河期を生き抜くために必要なものは何か。

私は2つあると考えています。

① 省人化・効率化への取り組み

限られた人数で、より高い品質の仕事をする。

建設DX。

施工管理の効率化。

経験や技術の共有。

これからの時代は、「人数」だけではなく「一人ひとりの能力」がより重要になります。

② 選ばれる会社になること

給与。

休日。

働く環境。

そして、

「ここで技術を身につけたい」

と思ってもらえる魅力。

人が集まらない時代だからこそ、人から選ばれる会社になる努力が必要です。

※ ↗開口端部は、転落の恐れがあるので安全帯(正式名称:墜落制止用器具)の使用を徹底しましょう!



弊社は社員10名程度の小さな会社です。

決して大企業のような力はありません。

しかし、小さい会社だからこそ、

一人ひとりの技術力。

現場で判断する力。

お客様から担当者の顔も覚えられ信頼される仕事。

そこに価値があります。

今は厳しい時期です。

でも、それは私たちだけではありません。

だからこそ、この時間を無駄にしない。

現状を見直す。

資格を取得する。

技術を磨く。

業界の変化を読む。

そして、自分たちの存在価値を発信する。



氷河期を生き抜いた生物は、ただ耐えたわけではありません。

変化し、進化したから未来につながったのです。

建設業界も同じだと思います。

厳しい時代だからこそ、準備をする。

そして、風向きが変わる瞬間の上昇気流を、確実につかむ。

私は、うつむいたりはしない。

感性を研ぎ澄まし、

技術と経験を次の世代へつなげるために、

これからも発信を続けていきます。

なぜなら、

防災設備という仕事は、人の命と建物を守る、不滅の仕事だからです。

たゆまぬ努力を続けた者だけが、未来を切り拓く。

ぜひ、私たちと一緒に知恵を絞り、次の時代を創る仲間になってほしい

氷河期の先には、必ず春が来る。

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