こんにちは!

現場で

『ここ、フランジじゃなきゃじゃダメなんですか?』

と聞かれたので、

今回はそれぞれの違いについてガチで解説します。



フランジ接続とは、

配管や機器の端部にあるツバ状の部品(フランジ)同士を合わせ、

間にガスケットを挟んでボルトとナットで締め付ける配管の接続方法です。

使用上のメリットとデメリット

メリット

・分解や取り外しが比較的簡単で、
 点検や清掃、部品交換がしやすい。

・適切なガスケットと締付け管理を行うことで、
 確実なシールができる。

デメリット

・フランジを配管に取り付けるため、
 溶接やねじ込みなどの加工が必要になる場合がある。

・ボルト、ナット、ガスケットなど部品点数が多く、
 コストが高くなりやすい。

特に、私はコスト面が気になります。

私のメイン業務で使用される材料は、

白ガス管(配管用炭素鋼鋼管・SGP白管)という、

亜鉛メッキが施された耐食性のある鉄管です。

要するに、サビに強い鉄のパイプです!

パイプと継手を使用し、配管ルートを形成していきます。

配管同士の接続や、機器の取り付けにフランジを使用します。

配管の接続として、私の仕事で登場する方法は、主に2つ。

「フランジ」もしくは、「ハウジング」接続です。

最も使用する「ハウジング」接続ですが、

すべてに使用可能ではないので注意が必要です。

今回の流量試験管の排水であったり、

開放型スプリンクラーの一斉開放弁2次側など、

常に配管内が充水されていないような配管での使用は、要確認です。

ハウジング接続に比べ、

「フランジ接続」は、適用範囲が広く、

配管接続の信頼性・確実性を求める場合に適した接続方法です。

ただし、

コストと施工性がネックになります。

また、

私の主とする水系消火設備は、

10K仕様のものが多く、

連結送水管など、より高い圧力条件となる場合には、

使用圧力や設計条件に応じて20K仕様とするなど、

配管や継手も高圧対応のものを選定します。



アイフランジの配管接続方法は、2種類。

ねじ込み接続か、溶接接続があります。


上の写真は、チェーントー(チェーントング)を使用した

ネジフランジの配管締め込み状況です。

この使い分けも注意が必要な場合があります。

免振装置などの特殊機器と接続する場合は、

必ず仕様書やメーカーの施工要領を確認してください。

免振継手部分は、フランジに配管を溶接接続とするなど、

振動や変位を伴う箇所では、

指定された接続方法・施工方法に従う必要があります。

ここで、第3の接続方法として、

「ユニオン継手」というものがあります。



私の仕事では、基本的に使用しません。

ユニオンの施工性は良いのですが、

ガスケットとの接触面(タッチ面)がすごく狭いため、

弊社の施工要領書でも、推奨はしておりません。



使用するとしても、

アラーム弁の親子弁の排水。

消火ポンプ周りの納まりの厳しい箇所。

ガスケットの幅を見ても、

通常箇所での使用は、無しとしています。

適材適所ですね。

フランジ、ハウジング、ユニオンと、

それぞれのメリットとデメリットを理解して、

使用目的に合った接続方法を選定する。

こういった小さな向き合い方が、

施工・技術者としての心構えといえるのかもしれませんね。

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