――現場管理者に必要なのは、「すぐ行くこと」だけではない。

こんにちは。

消火設備の現場担当をしております、岩崎です。

私は、大学を卒業してから、

いくつかの関連性のない業種を経験して、

現在の防災設備業に就きました。

他の業種を経験してきたからこそ、

そこで学んできた能力を生かしたい。

17年経つ今でも、「初心のひとつ」として心に持ち続けています。



ある日のことです。

プるるる、プるるる~

「イワサキ、お前、

 図面の位置にスプリンクラーヘッド固定できないよ。

 すぐに来て。」

ガチャ。

私、新築工事中である4階仮設事務所にいました。

完成している通常のビルであれば、

4階から42階であっても、10分もあれば到着しますかね。

しかし、

建築中の高層ビルでは、

30分経っても到着できないことが多いです。

もしかすると、1時間かかります。

ここですぐに向かうのは、

未経験者であっても、

3日かからずに辞めましょう(笑)。

「ドラえもんとのび太」のように、

漫画であり、何かのアイテム紹介につながる前振りならOKですが、

これは、

私の貴重な勤務時間ですよね。

ということで、

5W1Hを意識して、対応を検討します。

その職人さんに電話します。

プるるる、プるるる~

「図面のその場所と、できない状況の写真を携帯に送ってください。」

ピコん!!



私、見ます。

1秒。



OK!

空調の角ダクトがあって、天井との空間がないので、

スプリンクラーヘッドの固定が図面の場所にできないのですね。

これは、物理的に納まらないので、

天井総合図を調整して、

位置を変えることにしました。

もう、その日の作業時間も終了間際だったので、

職人さんは、そのまま作業終了としました。

私は、気になったので、

作業後の現場確認も含め、現地の確認と、

検討しておいた移動先を確認しに行きました。

点検口を開けて、

ダウンライトから寸法を追ってみます。



OK。

在来天井の下地LGSも切断することなく、

SPヘッドの固定が可能だ!

翌朝、変更箇所の図面を職人さんに渡して、

通常作業を進めました。



現場仕事なので、

図面だけではスムーズに進まないことは十分に理解しています。

でも、

現場に担当者が行くだけでも、

解決には至らないことも、

それ以上に知っています。

私は、他業種を経験したことで、

物事のとらえ方が建設業界特有なものだなと感じることについては、

一旦考えるようにしています。

自分が感じる「違和感」。

これも、スキルだと思いますよ。

未経験者であっても、

私といれば活躍できるという根拠は、

こういった思考から生まれてきます。

私自身、

とびぬけて優秀で万能である人間だなんて、

とても思ってもいません。

でも、この仕事であれば、

その人が持ち合わせている能力によって、

ある程度まではスキルUP可能だと思っています。

地道です。

ある日突然バズって、大金が舞い込む。

そんなことは、まずありえません。

実直に毎日を、積み上げていく。

実際に、自分が何歳になっても、

現場に行き、その不具合箇所を確認する。

そして、明確な指示を出す。

この繰り返しでしか、

現場管理者として成長し続けることはできません。

自分で、

「この位置なら問題なく施工できる」

という確信を持って、

職人さんに図面を渡すこと。

これは、

私からのプレゼントです。

すべてにおいて、この対応はできません。

ですが、

解決へのプロセスは、同じです。



こんな方向性の気持ちを持っている若者。

この指、止まってみてください!!



一緒に、

仕事をやってみよう!

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