梅雨の時期になると、街のあちこちでアジサイを見かけます。

晴れの日よりも、どこか雨の日の方が美しく見える不思議な花です。
多くの花が太陽の光を求める中で、アジサイは雨の季節に存在感を放ちます。
ふと考えました。
なぜアジサイは、この時期に咲くのでしょうか。
生物学的な理由はあるのでしょうが、
私は少し違う視点で考えてみたくなります。
人も同じではないでしょうか。
誰もが快適な環境や順風満帆な人生を望みます。
失敗しない方がいい。
苦労しない方がいい。
怒られない方がいい。
もちろん、その通りです。
ですが、
人が大きく成長するときは、
意外と順調なときではなく、
壁にぶつかったときだったりします。
うまくいかなかった経験。
悔しい思いをした経験。
思い通りにならなかった経験。
そんな時間が、人を強くしてくれることがあります。
SNSを見れば、
成功している人や華やかな生活がたくさん目に入ります。
ですが、
どんな人にも人知れず努力した時間や、乗り越えてきた苦労があります。
表面だけを見て比べる必要はありません。
道端に根付く雑草にも価値があります。
雨の中で咲くアジサイにも価値があります。
人それぞれ、自分の咲く場所があるのだと思います。
だから私は、
自己肯定感を満たすためだけに取り繕った姿を見せるのではなく、
不器用でも愚直に歩み続けることを大切にしたいと思っています。
建設業の仕事も同じです。
夏の暑さや冬の寒さ、
思い通りにならない現場、
覚えることの多さ。
決して楽な仕事ではありません。
それでも、
その積み重ねの先には技術が残り、
自信が残り、
人の役に立ったという誇りが残ります。
雨の中で咲くアジサイのように。
逆境の中でも自分らしく成長できる人は強い。
私たちもそんな仲間と一緒に、未来をつくっていきたいと思います。



