今回は「アカムツ」釣りに行ってきました。
通称、のどぐろです。
アカムツは水深の深い海域に生息する魚です。
深海には、光を発する「発光生物」が多く存在します。
その捕食に伴って、黒くしている???
アカムツの名前の由来は、
口を開けると、喉の奥が黒く見えることが「のどぐろ」という呼び名の由来とされています。
ユメカサゴも同じように喉が黒いので「のどくろ」と呼ばれてはいますが、
一般的に「のどぐろ」として広く知られているのはアカムツですね。
今回の釣行では、水深120〜140mの海域を狙いました。
資源保護のため、釣果の上限は1人8匹まで。
私の釣果は、残念ながら4匹どまりでした。
今回のエリアは、30cm前後のサイズが多い海域です。
そして、釣り上げてみると……
「もれなく居る!!」
そう、「タイノエ」という寄生虫です。
魚に寄生する生き物といえば、「アニサキス」が最も有名でしょうか。
釣りをしていると、魚に付着していたり、魚の口の中にいたりする、
さまざまな寄生生物を目にする機会があります。
こうした経験を重ねるうちに、知識も増えますし、
多少のことでは驚かなくなってきます。
私にとっては、アカムツの口の中にタイノエがいることも、
いつの間にか珍しいことではなくなっていました。
釣り上げると、すぐにペンチで取り除いてしまいます。
今回は撮影用に1匹だけ取り除かず、自宅まで持ち帰ってきました。
タイノエは、魚の口の中などに寄生する甲殻類の仲間です。
種類や状況によって異なりますが、雌雄のペアで見られることもあります。
それにしても……
かなり気持ちの悪い生き物ですね。





普段は見慣れてしまっているものの、改めてじっくり観察すると、
やっぱり気持ちが悪いです。
さらに、
今回はホウボウにも、赤い線虫のような生き物がうごめいていました。
釣りをしていると、
魚そのものだけでなく、こうした生き物との遭遇もあります。
それにしても、慣れという人間の機能はすごいですね。
初めて見たときには驚くようなものでも、
繰り返し目にしていると、いつの間にか平然と対処できるようになります。
もちろん、
慣れたからといって油断は禁物です。
寄生虫の種類によってリスクや対処法は異なるため、適
切に取り除き、魚の状態にも注意する必要があります。
今回は適切に処理し、アカムツもホウボウも、おいしくいただきました。
釣りは、魚を釣って終わりではありません。
海の生き物について知ることも、釣りの面白さのひとつですね。


