少し時間があったので、AIにこんなお願いをしてみました。
「この業界に興味がある人向けに、
私にインタビューしてみてください」
すると、なかなか興味深いやり取りになりました。
―― 消防設備士として16年のキャリアがあるとのことですが、
今もし転職を考えるとしたらどんな条件を重視しますか?
イワサキ:
16年もこの仕事を続けてきて、
新しい会社を探すくらいなら、
今まで積み重ねてきたものがある今の会社を変えたいですね。
実際に少しずつ変えるために動いています。
―― 今の環境を自ら変えていく。素晴らしい考え方ですね。
では、今の会社を「もっとこう変えたい」と考えている一番のポイントは何ですか?
イワサキ:
自分の後進を育てることです。
16年前、自分も先輩や会社からチャンスをもらいました。
だから今度は、
自分が後進にもチャンスを与えることができたら良いなと考えています。
―― 自身の歩んできた道を次の世代へつないでいくということですね。
ただ、若手を育てるうえで、
一番の壁になっていると感じることは何でしょうか?
イワサキ:
時代背景もあると思います。
私たちの世代は、欲しいものがあって、
それを手に入れるために必死に働きました。
バイクが欲しい、家が欲しい、いい生活がしたい。
そういう分かりやすい目標がありました。
でも今は、
社会全体が豊かになり、物も情報もあふれています。
若い人たちのモチベーションにつながるものが何なのか、
正直つかみにくくなっています。
―― ハングリー精神で頑張ってきた世代と、現代の若者との価値観の違いですね。
では、今の若手スタッフを見ていて、
物以外で関心を持っていることや、前向きになる基準は何だと思いますか?
イワサキ:
「合理的であるかどうか」だと思います。
―― なるほど。「無駄な苦労をしたくない」「やる意味や納得感がほしい」という価値観ですね。
仕事の中で、若手が「これは合理的ではない」と感じていそうな具体例はありますか?
イワサキ:
例えば、同じゼネコンの現場であっても、担当者によって提出書類や
求められる内容が違うことがあります。
現場ごとにルールが変わるので、
そのたびに対応しなければなりません。
若手からすると、
「やることは同じなのに、なぜ毎回作り直す必要があるのか?」
「統一できないのか」
と感じるのは当然だと思います。
私自身も、統一した基準や書式、手順があればもっと効率的になると感じています。
―― 最後に、これからの消防設備業界に必要なことは何だと思いますか?
イワサキ:
若手を育てるためには、昔のような根性論だけでは難しい時代だと思います。
もちろん現場経験は大切です。
でも、それと同じくらい無駄を減らし、
納得感を持って働ける環境をつくることも必要です。
若手が成長できるチャンスをつくりながら、業界全体の仕組みも改善していく。
それがこれからの私たちの役目だと思っています。
16年この仕事を続けてきて思うのは、
「人を育てること」が一番難しく、
一番やりがいがあるということです。
消防設備業界は、人の命や建物の安全を守る大切な仕事です。
だからこそ、次の世代にしっかり技術と経験をつないでいきたい。
そのために、私自身も現場や会社の仕組みを少しずつ変えながら挑戦を続けていこうと思います。

