ハローワークでの高校新卒者向け求人受付が、
6月1日より始まります。
皆さんは「ハローワークの求人」と聞いて、
どんな印象を持つでしょうか。
私自身の印象は、
正直に言えば「地味」でした。
しかし、実際に求人に携わるようになると、
ハローワークは日本という国が提供している
大切な「プラットフォーム」なのだと感じます。
基本的な条件を満たしていない企業は、
ハローワークで求人を出すことはできません。
一方で、日常でよく目にする求人媒体には、
当然ながら「お金」が伴います。
ビジネスとして、
求職者と企業をマッチングしているのです。
良い悪いの話ではありませんが、
ハローワークに「地味」という印象があるのは、
そうした背景も関係しているのかもしれません。
現代では、大学へ進学して2年、あるいは4年を過ごす意味も、
私たちの時代とは変わってきているように感じます。
「4年間学ぶ」よりも、
「4年早く社会に出る」という選択。
今は、学歴よりも実力を重視する企業が増えてきました。
終身雇用を前提に会社を選ぶ時代でも、
もうないのかもしれません。
少子高齢化。
労働時間の制限。
ストレスチェック制度。
日本は、どこか“形だけの先進国”になってしまっているようにも感じます。
その一方で、インドやベトナムをはじめとしたアジア諸国の成長は凄まじいものがあります。
私は、自分の子どもに「楽に生きること」は教えていません。
やるべきことを、やる。
それだけです。
私が上京した頃とは、時代は明らかに変わりました。
今、「社会に出る」ということは、
単に日本で働くことではなく、
「世界の中の日本」で生きていくことなのだと思います。
その中で、日本をフィールドとする企業のビルを守ること。
それが、私の仕事です。
高校卒業、18歳。
そんな若者たちに、
私は「チャンス」を渡すことができます。
若い頃は、夢や希望があるものです。
最初から、私のような人間に憧れることはないでしょう。
それでも、もし何か心に残る言葉や映像があったなら、
ぜひ声をかけてください。
未来を否定することも、
この仕事へ無理に誘導することもありません。
ほんの少し先を歩いてきた人間として、
私なりの経験を伝えたいと思っています。
昔、私がそうしてもらったように。
ただ、次の世代へ伝えていきたいのです。


