配管サイズ65A以下は、

現場旋盤加工でポンプ室の施工を進めています。

目的は、

・「加工管」の費用を浮かせること

・細かい配管が多く 現場調整が多いので、

 加工管 特にネジ部材寸法が 微妙であるため。

 ねじ込みは、継手の決めたい向きまで

 例えば あと1回転弱の270度となると、

 少しづつではあるが全長が変わってきます。

・職人さんの仕事の捻出。

 結果的には、加工管で納品。

 つまり、工場加工として加工費に費やすほうが

「人工」を減らせ、工事金額としては安く上がるのかもしれません。

それだと、「配管工」の仕事を「加工管業者」に回すわけです。

都合よく 仕事が薄いからといって 人間の出入りの調整もできないので

ポンプ室の施工で「配管工」の仕事を捻出したという考えです。

「人・もの・金・時間」 

これが 私の仕事の要素です。

バランスをとって進める。

「生材」を加工しながら進める。

必要な工具は、

・旋盤とバンドソーです。

「切る」ことと「ネジを立てる」こと。

あとは継手を使って配管していきます。

旋盤にも、配管を「切る」機能はついています。

カット専用のバンドソーのほうが、

セットすれば自動で切り落としてくれるので

施工性はUPするのでしょうね。

私の仕事では、2種類の「ネジ加工」があります。

① 切削ネジ

② 転造ネジ

長所がそれぞれあります。デメリットも。

一般的には、①の切削ネジです。

このように、ネジ山を削りだします。

ポンプ室の「加工管」は入れ切ったので

あとは生材の現場加工で進めていきます。

「めんどくさい」=「仕事」なのも1つはありますね。

どこに どうお金と時間を使うかです。

もっと「加工管」の割合を増やせば、

「楽」になります。

 → 職人さんの仕事は、「減ります。」

仕事ありません、他に行くところもありません。

全体的なことを考えて、

「現場代理人」は、「バランス」を取っていきます。

少しづつ「イメージ」が「現実」になっていっています。

「集合管」から、バイクのマフラーや、パイプオルガンを連想したり、

「やぐら」から、おみこしや、古民家の天井・梁をイメージしたり。

「ウーハー」取付から、かっこいいすっきりとした納まりや、「隠し」を学んだりしました。

こんなことも、「点」と「点」を結ぶことにつながります。

「流水検知装置」=「アラーム弁」 

これは、65A 泡消火用

29キログラム。

中身の構造は、「弁」であり、「発信機」です。

重さを知り、

納まりを知り、

取り付ける状況をイメージし、

実際に、施工されていく様子を見る。

これが、「私の強みです。」

知っていることが、「図面」にいきる。

部下の子たちは、

この瞬間を「垣間見る」

その積み重ねが、「点」となって残っていきます。

点の連続が、線になり、

線の連続が、面になる。

面の組み合わせが、立体になる。

僕は、

自分の書いた図面で、

ポンプ室の施工が進んでいくと時、

「刃」を研いでいることと同じように感じています。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA