防災設備の高さの基準は、2つ。(※ 誇張表現)

「800~1500mm」と「500~1000mm」

防災設備全体で見渡すと

それぞれ基準があるので、(建物高さ31mなど、、)

あくまでも私の仕事内の部分的な話です。

その1つ。「床から800~1500mm」

この法規の対象となる「バルブ」とそうでない

「バルブ」があります。

・スプリンクラー消火設備

「流水検知装置」下の、「制御弁」

この制御弁 対象です。

私は床から 「1m」として図面を書いています。

しっくりきます。

かっこうよく配置しています。

流水検知装置には、上下に圧力ゲージがあります。

「1次側」と「2次側」の圧力を確認できます。

私は、目線の高さにこのゲージを合わせるようにしています。

私の身長が、180CMあったらこの高さも違っているでしょうね。

末端試験弁も、「800~1500mm」ルールに該当します。

私は、床から1300mmとすることが多いです。

・開放型スプリンクラー設備

このアラーム弁室には、

スプリンクラー消火設備の「アラーム弁」と、

開放型スプリンクラー消火設備の「一斉開放弁」を配置しています。

一斉開放弁の「制御弁」は、

スプリンクラーアラーム制御弁と高さを合わせてあります。

この「一斉開放弁」には、模擬的に「開放」し放水状態を作り

定格流量をながし、放水圧の確認を行う

「試験用配管」を設ける必要があります。

流量試験管の配管には、基準があるので

今回のように、

あと少し手の届かない「バルブ」高さとなってしまいました。

このバルブは、年次点検で使うための物なので

高さの規制はありません。

床から手の届く高さに「バルブ」を配置するのが

必ずしも正解ではないという事です。

消火ポンプ室のデリべリ側の仕切弁も

床から手を伸ばし操作できないことがあります。

このフロアの「アラーム弁室」=「スプリンクラー制御弁室」は

空間が広いです。

ほかの設備配管もありませんでした。

床スリーブの位置が制限されるため

広さはあるが、配置が奥まってしまっています。

右奥のスプリンクラー制御弁の操作性を考え

斜め45度、入り口側に向けました。

ブガッティ・トゥールビヨン  7億円の車

運転席のハンドル周りを見ましたが、

すごくかっこよいですね。

最先端でありさらに未来的。

それでいて、

「機械式のアナログ感」をあえて取り入れている。

Tourbillon、フランス語で「渦」の意 

雲泥の差はありますが、

図面で書いた私のイメージを

職人さんが手作業でくみ上げていただきました。

仕事のバトンを渡す。図面であり、材料の準備。

ニッチな仕事ですが、

楽しさの1つです。

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