ポンプ室の施工図を進めています。
今回の物件は、
・泡消火設備
・消防用水
・湿式スプリンクラー設備
・開放型スプリンクラー設備
4台の消火ポンプ
別途 補助加圧ポンプ2台。
電気の盤
そこに、「流水検知装置」「末端試験弁」も混在。
1つの空間に 配管が凝縮されています。
施工できるように、それぞれ「断面図」「立面図」を作図しています。
魚の解体に似ている。
部位ごとに分けてパッケージ化
私は、
図面も「目的」によって、書き方を変えています。
① 施工性重視の現場指示図面
② 承認図などの提出用図面
建築図から空間を読み取りを 配管のルートを超合理化。
支持や、振れ止めも適切に配置できるようにスペースを考慮する。
メンテナンス時のこともイメージしながら
シンプルにシンプルにしていく。
施工に必要な寸法を落とし込み、
現場確認をすることで
図面との相違を事前に把握する。
図面と、現場の融合
この1手間をくわえて
加工管の制作を行う。
さらに煮詰めることもできる。
各機器の寸法を調べ書き込んでいく。
「アクとり」みたいなもの。
パッキンの厚み「3mm」も確実の盛り込んでいく。
あらかじめ
「現合管」を想定しているところは、
この3mmのパッキン分は、吸収させてしまうので
図示しないこともある。
ポンプ室は、
いくつかのアプローチがある。
「吸音板」「塗床」の有無や、タイミングによっても
発注順序など組み換えたりする。
それと、
消火ポンプ室にあるのは、
「現合の美学」が、私としては意識しています。
どこをどう残して
ピッタリ納めるか。
仕上がってしまうと、そういったこだわりは
全く見えなくなります。
「現合の設定」
そのピースって、私にとっては 「輝きのある存在です」
イメージする → 加工管制作 → 施工する
自分のポジション・職務の全うです。