昨日もニュースで住宅火災が放送されていました。
道路のせまい 密集地にある住宅。
周囲の住居も含め 数棟を焼失していました。
私が、不動産の営業をしていた時も
物件の道路状況というのは、ポイントです。
間口2mを切っている土地は、再建築不可など
東京都内には、いろいろな条件の土地がありました。
今回の火事のように、
消防車がよりつけないとなると
消火活動にかなり影響します。
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私たちの仕事は、水系消火設備です。
「大型ビル、高層建物」を主に対象としています。
建物の用途、大きさなどによって防災設備の内容も変わってきます。
私たちの主な仕事である水系消火「
スプリンクラー消火設備」は、
建物の高さによっても内容が変わってきます。
「地上31mを超えるかどうか!!」
これは、はしご車(のはしご)が届くかどうかによって
グレードが大きく変わります。
建物でいうと10階前後といったイメージです。
住宅と違って、
不当定多数の人間の出入りがある商業施設や、
オフィスビルなどは、
火災となると死傷者の数が多大になりえますね。
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誘導灯
私の仕事では、
「天井総合図」の時に、気になる対象物の1つです。
他には、
・火災感知器
・天井カメラ
・天井サイン表示類
・防煙垂れ壁
天井から「出っ張るモノたち」です。
スプリンクラーヘッドの「散水障害」になるので
要注意。
「誘導灯の位置」は、
「実際の取付状況」を検査していきます。
ここ数年は、特に重点的な「消防検査項目」となっています。
実際に、火災が起きると
人は、パニックになってしまいます。
それぞれの防災システムが有効に機能するようにする必要があります。
私も日常に埋もれず
よく考えながら業務を進めます。