ALCの施工が済んだので、次のターンです。

「ALCの貫通」

ALC補修材「サンモルC」で穴埋め

今回、天井があるという事が、ネックです。

天井内の配管作業を完了させておきたい。

かといって

天井面から配管を突き出してしまうと、

リスクが大きいです。

「合わない」

現場は、施工誤差が必ずあります。

「通り芯」を基準に壁、ALCなど施工を進めていくのですが、

結局 仕上げ物に対して取り付ける。

良くないパターンはどういったことか?

 → 天井から突き出した配管の位置では、合わないので

   配管を振る必要がある。

   = 「かっこうが、(見栄えが)悪い」 振った配管の支持をどうするか?

 → 水圧試験のタイミングは、どういった状況なのか?バルブまで付けれるか?

 → 天井面の取り合い。 仕上げが汚い。

   壁ギリギリにたちさげてU型で天井ボードを欠いたのでしょう。

今回は、天井2500mmの高さ

そこから、150mm 配管を突き出しています。

消火栓BOXの前に点検口を設置できることになったので

天井内で止めておくことも

結果的には可能になりました。

あくまで 結果論です。

この消火栓に関しては、

ALCの立上りコンクリートに「べた付けします。」

つまり

そこが仕上げ面であり、取り付けの基準に確定します。

機器図から 消火栓BOX裏面から「100mm」が配管の芯です。

立上りコンクリート面から

「100mm」ピッタリで配管を立ち下げることで

「ドンピシャ」で天井面を貫通させて配管を決めることができます。

ここで、1つ。

私は、立上りコンクリート面から「10mm浮かせます。」

110mmで配管を下ろすよう指示しました。

立上りコンクリート面の凹凸、

           垂直の取れ具合。

10mmクリアランスを見ることで

こちらの範疇に最終仕上げを持っていけます。

浮いた分は、ワッシャーをスペーサーとして使用すればよい。

ALCと立上りコンクリートは、

「20mm」ほどセットバックがあります。

ここもポイントです。

今回は、

立上りコンクリートが、高さ600mmでした。

コンクリート持たせで

床から消火栓BOXをうかせて取り付けることができます。

立ち上がコンが、「100mm」であった場合

これはALC持たしにすべきです。

今回の現場は、ALC持たせはNGという事なので

上の階は、

別の方法を考えます。

天井下への立ち下げ配管の支持も

ALC持たせはNGなので

「連結送水管」と「スプリンクラー配管」を

一緒にアングル固定しておきました。

手間をかける。思考を巡らせる。

仕事は、「生き様です。」

「格好つけて生きましょう。」

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