週末、指摘の是正に行ってきました。

施工後 11年  突如としてSPヘッドの施工不良の指摘を受けました。

「不名誉」なことではありますが、

事実関係も含め是正をしてきました。

答えは、「現場」にしかありません。

10年以上時が経過しているのにも関わらず

これだけの数のSPヘッドの「下がり」が

一時をもって発生するのは、

単に施工不良ではなく、

「外的要因」が必ずあると考えていました。

現象 

 ・システムラインの空調BOXに巻きだしてあるヘッドのみ下がっている。

 ・下がり幅は、大体 同じである。

 ・下がっているSPヘッドのおおかたシーリングプレートが

  上限にあげられている。

  私たちは、仕上げに合わせて多少上下できるように

  中間で取り付けを行います。

 ・全部ではないが、巻き出し金物の取り付け方に違和感がある。

  ネジの締めつけ力や、取付状態

 ・空調BOXの位置がずれていた箇所があった。

  (ほこり、汚れで位置がずれていることが見て取れた)

 ・SPヘッド自体が、下がっている

  (下がっているのにSプレートがあげられているのはおかしい)

空調BOXの両サイドにある、照明がLED化されていて

全照明がLEDに更新されている。(器具交換が行われている)

15階のヘッド下がりが突出して数が多かった。

照明の更新工事は、15階から着手した。

あくまでも憶測となってしまうので、

現象だけ伝え、

可能性の提示としました。

これだけの数量、現象からみても

「施工不良ではない!!」と確信 致しました。

山奥に、イワナを釣りに渓流に行ったことがあります。

容易に立ち入れないような、樹木の生い茂る源流です。

そんなところにも、「釣り人」は入っていって、

ごみを落としていきます。

「人間」が入る。

つまり、

良からぬことは起きうる。

「改修工事」は、

通常にオフィス使用されているところに

お邪魔させていただいて「工事」をします。

物を落としたり、壊してしまっては

絶対にいけません。

とても神経を使います。

私たちの仕事は、

「黒子」のようなものです。

何事もなかったかのように無事に作業を終えることができました。

そして、

私の十数年前の仕事でしたが、

その瞬間を「一生懸命」に過ごしてきた結果、

その積み重ねが、今に至っています。

改めて、

「何歳になっても、一生懸命であるべき」だと思いました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA