今日は、2階の施工図を進めていました。

地下は、RC造 → 地上は、鉄骨造

スプリンクラー消火設備の「流水検知装置」 2台と、

「放水型スプリンクラー」の開放弁 1台

いいところに

鉄骨梁が配置されていて

配管の固定が少し面倒です。

施工のポイントとして

・下階に設置されている消火ポンプから

 アラーム弁2次側へ送水されるのですが、

 スプリンクラー2次側減圧

 →1次側供給

 →1次側減圧=消火ポンプ 圧力タンク減圧

 → 消火ポンプ起動 

 → ポンプ圧が一気にかかる

 この時に、

 下から突き上げるように衝撃が発生するので 

 アラーム弁2次側 上部の配管の固定は、

「下に、抑え込むように配置する」

 消火ポンプデリベリも同様ですね。

アラーム弁室(シャフト)と廊下の境界

どこまで配管を発注しておくべきか?

これは、「セオリー」として有ります。

シャフトに飛び込ませておけ!

よく「間仕切りボード」ができてから飛び込ませるように

「配管貫通を待て」といわれるのですが、

配管を容易に外せるようにだけしておくことで

その後の「現場合わせ管の採寸」ができるようになったり

天井の施工に飲み込まれないようにできます。

アラーム弁室は、広くはありません。

入り口の扉、立上げの位置、メンテナンス性を

最大限考慮し、図面を書いていきます。

斜め45度というのも時として必要です。

法規で、バルブの高さは決まっています。

「床面から 800~1500mmとする」

私たちの仕事では、数少ない「見せ場」の1つです。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA