① 振動するものとの 縁切り
消火ポンプと配管の接続部は、
「フレキ:伸縮継手」を介入させます。
消火ポンプの振動を躯体(スラブ)から吊っている配管に伝わらさせないためです。
消火ポンプの下に、
基礎があります。
ポンプ下に「防振ゴム」や、「防振架台」が設置されていると
明確に分けられるのですが、
基礎の上にアンカー固定でポンプを設置している場合、
結果的には全部躯体でつながっているようにも思えます。
上記の観点を意識して、
ポンプ周辺の配管も
防振ゴムを使用した吊りや、固定Uボルトを使用します。
② エキスパン対応
「免震構造」や、躯体のジョイント部分にフレキを設置します。
免震構造は、免震クリアランスによって定められます。
駐車場のスロープや、棟と棟の連結部
③ 建物導入部
埋設配管など、埋設部から、建物に入れ込むところ。
地盤沈下など考慮し、配管を「スリークッション」とするなど
変異の吸収が必要になる場合があります。