消火ポンプ周りの試験を行いました。
・締切り運転
・定格運転
・表示・警報の確認
・銘板の確認
私一人で行っても「広がり」がないので 1人連れていきました。
私の仕事の教え方は、
「ジグソーパズル」の進め方に似せています。
全体を見て、1ピースを見る。
1ピースを見て、全体を見る。
特徴的な模様や、「端」などのピースをよけておいたり、
ある程度の塊として、連結しておきます。
今回は、
ポンプ周りの知識を教えています。
表示・警報の確認。
故障表示の出し方。
減水の警報の出しかた。

水槽でいうと、
「呼水槽」と「消火水槽」があります。
有効水位の半分で、「発報」を確認。

この時、
どこをどう「バルブ」操作するのか?
給水を閉めて、
①排水管のバルブを開ける。
もしくは、
②「流量試験管」のバルブを開ける。
もしくは、
③「フート弁」のワイヤーを引っ張り 弁体を引き上げる。
①~③のアプローチの仕方、
その違いはどんなことか?
「発報」の構造は簡単です。
2本の電極棒の通電の有無でしかない。

呼水槽は、50Lほどなので 実際に減水させます。

消火水槽は、
有効水量が、200tなので
さすがに 排水するわけにもいきません。

そこで、
配線を外して、模擬的に減水状況を作ります。

操作盤に「減水表示」されていることを確認しました。
☆
「新築工事」に携われることの恩恵の1つです。
躯体であるRC造の水槽にはいり、
「カマ場」をみて、採寸して
サクション管を発注し、
ポンプの据付から、現在に至る。
私の仕事というのは、
水系消火設備です。
すごくニッチ。
市場としても、狭い部分の仕事。
シンプルであるからこそ、奥深さがあります。
短期間で、ある程度の水準に到達できます。
収入が、それを表します。
「現場代理人」「年間年商1億円」=年収800万円(税込み)が、
今のイメージですかね。
5年くらいで、
「スジ」がよければなれると思います。
現在の日本の給料所得者の平均年収は、
458万円です。
年収800万円を超える人は上位10.9%で、
約9人に1人の割合ということになります。
☆
知識は、自分の武器です。
守ることも、活躍することも叶えてくれます。
部下のこは、
明確に1段階 ステップアップしました。
消火ポンプ周りの確認操作関係の習得です。
これは、年収2万円のUPに直結しますよ。
