人が、人の心をつかむプロセスは
どういった流れだろうか?
そんな風に、身構えながら講師の登場を待っていました。
担当現場の大詰め。わざわざ現場を離れ この貴重な時間を
今日は、ここで過ごすことの意味が欲しかった。
講師の人たちは、そのプロセスをよくご心得ています。
いつの間にか、
話に引き込まれて、あっという間の1時間でした。

その後の、
懇親会も参加されるという事で、
先生が、おひとりになるタイミングをみて
お話しできる時間をいただけました。

☆
私は、
「上司」であり、子を育てている「親」です。
今回の講演のテーマ。
「怒り」のコントロールについて
すごく関心がありました。
まず、
「怒り」とは、
守るものがあっての「攻撃」であること。
「自分は、正しいことを伝えている」
「こうこうである ”べき”」という、
発信者側の想いですね。

受け取る側は、
内容がどうという以前に
攻撃にたいする「防御」反応を抱いてしまう。
ここが、
今回の私の「気づき」でした。
実際に 心当たりが浮かびます。
私としては、
「良かれと思って」
「伝えたい一心で」
という事が強く、
部下や、子供には、
「高圧的」としか印象を持たれなかったのかもしれないと
振り返ることができました。
☆
懇親会で先生に問いました。
「私は、親であり、上司です。
怒ること、叱ること、
感情的になることを抑えて過ごすようにしていました。
それが、美徳だと考えています。」
昨今の「ハラスメント」という言葉でくくられてしまうが、
今回の講演をきっかけに
アプローチの仕方を変えようと考えました。
☆
親子関係は、
それぞれ家庭内のバランスがあるので
それぞれとします。
仕事関係は、
上司は、
個人の特性に合わせて うまく伝達すること。
「部下」は、
「学ぶ」姿勢が重要ですね。
優しく丁寧に教わることが
すべての前提ではないです。
最速でスキルUPしていくことが
自分にとってもメリットですよ。
