ポンプ室の施工に

「必ず発生する問答」

建築の塗床工事を

配管の前後 どちらで行うのか。

一般的に、

ポンプ室の床は、「塗床」を行います。

今回の建物は、

ポンプ室の直下に「消火水槽」があります。

これが、

高層の途中階に「ブースターポンプ室」を設置する場合は、

下の階に「水損」の恐れが懸念されるため

設置場所によって、「床仕上げ」のグレードが変わります。

最上級は、「アスファルト防水」ですかね。

今回のポンプ室は、

「防塵仕上げ」です。

粉塵の発生を抑えることが目的です。

現場によって、

先に「床仕上げ」する場合もあります。

床が仕上がった後に、配管施工

メリットは、

建築工事が完了するので区切りが良い。

架台下部まで仕上げが完結している。

デメリット

仕上げ上の作業なので「床養生」が必要。

水槽への床貫通配管の事前の仕込みが必要。

最後、補修が発生する。

今回は、

設備、電気施工後の塗床です。

床仕上げ材を奥まで入れ込めるように、

架台の足元を少し浮かせてあります。

後仕上げの最大のデメリットは、

施工タイミングです。

工期ギリギリなうえに

床仕上げ工事によって3日間ほど

完全に立ち入りできなくなることが

試験結果のデータ取りのタイミングに大きく影響します。

今回は、

猶予があるため

良いタイミングで床仕上げに

渡せます。

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