今日、「型枠を返す」

挟みこんで、コンクリートを打設します。
現場担当者の仕事の1つ。
確認をしてきました。





スラブコンクリート打設の際は、
「コンクリ合バン」
という仕事があります。
コンクリート打設を円滑に行うためのものです。
コンクリート打設は、時間との勝負です。
ホッパー車から延びる打設用のホースの取り回し。
インサートが抜けてしまったり、
スリーブが曲がってしまったりすることがあるので
すぐに修正・対応できるように「アイバン」します。
今回のように、小さい箇所は、
仕込みが終われば、あとは、型枠が外れるまで待ちです。
新築工事から携われる利点として、
こういった過程を見る、知る事ができる。
あと施工アンカーと、インサートの違い。

配筋の隙間を見てください。
アンカーの下穴が、
鉄筋と当たると位置を変えざるを得ない理由も目視できます。
残念ですね。
人が、
命を削って丁寧に仕込んでおいたもが、
こんな風になってしまっています。
やった人間は、直すことも、孔子出ることもなく
そのまま放置です。

ある意味、
人間とは「この程度」の生き物だとも思います。
「粋」な仕事をすること。
「粋」であるように生きていること。
ふと、
この瞬間を切り取って考えてみても、
そもそもここに行きついた人間でしかないのかなとも思います。
それが現実です。
では、
その業界でどう生きていくかってなります。
私は、直しをお願いして、
この1発のインサートが使えるようにしましょう。