インサート施工完了



インサート工事は、別途工事としてサブコンさんに依頼することが多いです。
消火のインサート数は、大変多いですが、
床スリーブ工事は、衛生工事が多いため
サブコンさんが、インサート・スリーブ工事一式で
施工したほうが費用対効果が大きいです。
今回、建物のインサート工事は終了していること、
送水口だけのインサートであること、
私たちの配管だけのインサートなので、
確実性を高めるために、実際に配管する人に入れてもらいました。
躯体工事途中のインサートというのは、
つかえないことも多いので、確実性でいうと、、、
使えない理由としては、
・ルート変更
・デッキスラブからの寸法追いだとズレがででしまう。
・資材があって、インサート施工ができなかった。
インサートの使用率は、
現場代理人の「力量」でもあると思いますが、
あきらめてしまう人、
軽く考えてしまう担当者もいます。
施工する人間の気持ちも考えて
私はインサート図を作図します。
インサート図面を渡すタイミングも大事です。
見やすい図面であることも。
実際に配管していく職人さんにとっても
インサートが全く入っていない、
入っているけどズレている。
入っているけどルートが変更になっている。
びっちり入っていて、配管の進みが最高!!
気持ちいい仕事ができるように、心がけています。
☆
送水口は、ここから仕上げの施工に移行します。
※ 現物合わせです!!
ここをもって、
「通り芯・コシ墨」基準から、
現物 基準に、切り替えます。
それが、どういうことか?
「目的」はなにか?
A : 仕上げパネルに対して、
納めていくこと。
ポイントとなる基準を確認に採寸します。

想定と違う。
現場あるあるです。
「ちゃっかり変わっていた。」
せっかく入れてもらったインサートですが、
35mm ズラす必要が出ました。
加工管も25Aは、キリ直しが発生します。
太物は、「現合管」で調整可能としています。
これが、「ゲンゴウカン」の意味です。
現時点で35mmズレ
インサート使えなくなったのは、「4発」
あとは、
ズレを前もって、職人さんに伝達し、
現場で調整していきます。
これも1つの答え合わせです。
この原因は、
建築側(躯体図)と、弊社側(パネル制作・打ち合わせ者)の
不一致。

私は、制作パネルを与えられる身なので、
結果 うまくまとめることが仕事です。
「もし、」が使えるのであれば、
パネル製作と、躯体との調整も私が行ってこのズレはなくせたでしょう。
リカバリー
現地の採寸をします。




どこをどうするか。
それをもって、図面を調整する。
パネルの納期が先になるため
配管を先に進められるように、指揮します。
パネルありきで配管進めるのがベストですが、
仕方ないですね。
これもレベルアップのための「鍛錬」です。