型枠が組まれ、配筋の続きとまとめ。

「検査」→「型枠の返し」(挟みこみ)で、
コンクリート打設に移ります。
床スリーブの蓋は、空いていました。

配管立ち上げ位置の確認をします。
インサートを打ち込みます。
施工はしやすいですね。

メンテナンスハッチも確認。

仕上げ面の床は、32センチほど上がります。
今朝、現地を確認して、
このまま 鉄筋されてしまうのでは??
「インサート施工」の時間がないのでは?と
不安になりましたが、
メンバーがきっちり根回しをしていたので、
配筋は、明日行います。

今日 1日 私たちの時間があります。
全部のインサートが正確に施工されて、
キッチリ配管の施工に活かせる。
私の職業病の1つですが、
休日なども、建物の天井を見上げます。
露出天井の時は、
「インサート」で施工されているのか
「あと施工アンカー」で施工されているのかみます。
施工当時の事情があると思いますが、
インサートをきっちり使っていることは、
「当たり前」ではなく、
しっかり検討された背景が、脳裏に浮かびます。
☆
昨日、ネットで目に付くことがありました。
「カーオーディオ業界の闇」
スピーカーという機器自体は、
指定の物を使用していても、
パネルで隠れる部分などは、いくらでも手抜きができる。
費用も、いくらでも膨らませることができる。
とありました。
すべてがそういったお店ではないですが、
実際のところ、なきにしもあらずでしょうね。
私自身、
自分で自分の車を触ってみて
いろいろ見えてきました。
完璧というものはないし、
どこまでやるのか、やりきるのか。
妥協点や、落としどころをどうするのか。
時間と、費用、自分の力量。
「仕事」に置き換えて考えてみます。
どこで線引きをするか。
私たちの仕事では、
「施工要領書」を作成し、
上位会社(設計者、サブコン、ゼネコン)に合意をもらいます。
施工要領は基本として、
「粋な仕事」とするかどうかは、
担当者次第というところでしょうか。
「仕事」を、「楽しみ」に変える。
仕事さえも、
楽しみに変えることができたら、
人生は、大きく変わりますね。
