ここの施工のポイントがいくつかあります。
「現合管」を現場合わせとするための
着実に踏んでいくステップ。
地下1階から立ち上がって壁を貫通する配管。
この段階でのポイントは、
床スリーブの立上げ配管を、そのまま水平展開すること。

送水口の高さも、この配管レベルに合わせているので
大変重要です。
壁スリーブ取付るので、現地確認しました。
OK図面通り。

でも、なんか違和感

床スリーブと、壁スリーブの墨の寄りがあっていません。

止水の為、蓋がされているので断定はできませんが、
40mmほどズレている。

「床スリーブの寸法確認すればよかったじゃん、
なんでやんなかったの?」
現場あるあるです。
それは、正論。
でも、
それがそうもいかないのが、
この業界です。
原因は、1つ浮かびました。
致命的ではないのと、
今回設置する壁スリーブでは、調整することでもないので
床からの立上げ配管が、
まず
どう立ち上がってくるかで調整します。
こういった不具合は、
若者の成長するための教材です。
経験15年であっても、
経験3か月であっても、
こうして、
要となるポイントを認識して
実際に、自分でスケールを当ててみる。
そして、確認する。
それが何よりも大切です。
経験15年の者は、
そこからのリカバリーと原因を考えます。

①床スリーブが、図面より大きいこと。
②立上げの加工管は、すでに搬入済みで取付待ちであること。
上記の2つをもって、特段の対応は不要。
今後の展開は見えています。
送水口のパネル取付面の躯体仕上げが
つぎの重要ポイントとなるので
それまでは、想定通りに進めます。
