前回の送水口はこちら。

こじんまりまとまって、
なんてことはない小屋ですね。(ぱっと見は)
ただし、ここに至るまでの道のり(配管)は、
それはそれは大変でした。








今回の送水口との大きな違いは、
・埋設配管ではないこと。
・1階床立上げからの振りシロがある。
・パネルなのか、躯体なのか。




送水口が、毎回大変なのは
口を何列も並べるからです。
合わせるために、数ミリ単位で調整が必要であること。
「出も、ツライチ」
それでいて、配管サイズが100Aを基本としている。
100Aの配管は、旋盤のネジたても可能であるが、
旋盤自体も、大型のものが必要になる。
消費電力も大きいので、
既存建物の改修工事では「昇圧器」使用も考慮しても避けるべきです。
ネジ接続の利点も考慮しながら納まりを考えます。
今回は、
地下1階空間から、スリーブで立ち上げ。
1400mmくらいの高さの空間内を
配管していきます。
床から、支持を検討しましたが
小屋を在来でくみ上げるので

インサートを仕込んでみることにしました。






