今日は、年度末もあり 追い込みの図面を対応しています。
商業施設で、各店舗の検討。
建物完成とともに、
それぞれの店舗も開業します。
店舗ごとに
ゼネコンの「設計者」が、
A工事といわれるベーシックな配置に対して
防災設備関係など(スプリンクラーヘッドも含む)を店舗対応に再配置し、
テナント業者と契約を交わします。
今回、店舗対応工事で
設計者の指示に従い「スプリンクラーヘッド」を配置しています。
☆
大前提として消防法があります。
次に、都道府県ごとに地域性があるため
東京消防庁の指南書
「予防事務審査・検査基準」をベースに
私の仕事は進めています。
また、
所轄の消防によって
傾向のようなものがあるので
「消防協議」を行っていく中で
その所轄消防の思考に、
自分の考えも合致させていくようにしています。
法規で決められているのですが、
どちらをどの程度重要視するのかなどは、
確認しておかないと 消防完成検査の時に
基準としていた考えがひっくり返ることがあります。
この「基準とした考え方」が、
設計者との違和感を生みます。
設計者は、全体を見ている。
私は、スプリンクラー設備だけを見ている。
今回、他者の検討したSPヘッドの配置に
違和感を抱きました。
設計者は、設計者で「消防協議」を行っており、
今回の配置に至っているので
「柔軟な」対応を 私はします。
テナントとの契約内容や、
「パワーバランス」もあるので
指示されたところに配置するのが
「正解」なのだと思いました。
☆
私は、「スプリンクラー消火設備」に
超! 特化しているので、
今回の違和感によって
「幅」のようなものが広がりました。
自分主体でヘッド配置をできるときのベースは
確立されているので
今回は、
「郷に入れば郷に従います。」です。

☆
世の中が、また1つ切り替わる時期ですね。
私の出身は、群馬県です。
大学入学で、上京してきて
もう二十数年。
根付いたのですかね。
上京した目的は、
「チャンスをつかむこと」でした。
あの頃の「東京」。
今も変わらず
人々があふれかえっています。
「チャンス」は、
インターネットの普及で
地方にも分散されたように感じます。
志は、
今でも
上京した時のまま
気持ちの中にあります。
この、
桜の開花が
その時の「初心」を
思い出させてくれます。