ポンプ室 デリべり(吐出側)の施工。
「首根っこをつかむ!!」

消火ポンプの能力は、絶大です。
1分間に、1000リットル以上の水を
100mの高さまで噴き上げる能力がある。
水量と、押し出す圧力。
待機状態から、一瞬で起動
「ON」
その衝撃をしっかり押さえこまないとこんな風になります。
※この写真は 弊社の施工物件ではございません。

以前 レスキュー対応で 私が対応しました。
フレキが持ちこたえてくれてよかったですね。
「ハウジングも」よく持ちこたえた。

原因と結果をよく考え
私のスキルとして蓄積されています。
衝撃の力が回転方向にはたらき、
ハウジング接続なので回ってしまった。
① しっかりと首根っこをつかむ

② ハウジングのところで回転をしないように
おさえる部分を溶接エルボとし、
固定点を取る。固定架台も倒れないようにサポートを入れました。

今施工中の物件も同様に、
デリべリ上部にダクトがあって首根っこが抑えられません。
消火ポンプ付属品だと「ゲートバルブ」の為
ダクト下に納まりませんでした。
納まってもこういった固定の振れ止め架台が設置困難。
「ゲートバルブ」→「バタ弁」に変更です。
スプリンクラー消火設備は、
改修工事もあり、
この制御弁の開閉操作も結構行うので
「バタ弁」化するメリットは感じます。
200Aの配管は、存在感がありますね。

架台の固定(スラブ接地面)をどういう形状にすべきか。
施工性と機能をよく考える。

有効空間が限られている中で、
どのように取り回し、どこをつかむか。固定するか。


バルブの操作に支障はないか。

私たちの施工がしやすいように角ダクトは、

施工を止めてもらっています。

ダクトが施工され、最終的に各々がしっくりくるか。
事前に準備しておくことの重要性です。
この1歩が、自信になり、確信に変わっていく。
うまくいった。
もっとこうしておけばよかった。
さらに、次はこうしようじゃないか。
踏み出したことでしか、
そのリターンは、GETできません。
今でも、
次も
これからも
挑戦し続けていきます。