連結送水管の配管です。

連結送水管は、「消防隊専用」の設備です。
「非常階段」のそばに、「放水口」を設けます。

非常階段を形成する
外壁と、内側の壁(ALC)のデッドスペースとなる空間に配管をしていきます。
デッドスペースは、
閉じられてしまうと立ち入りっての作業ができません。
ALCの建て込みを待たないとできない、
ALCが立て切ってしまうと
入っていって配管の施工ができない。
施工順序を整理して、
ダメ残し(施工を待ってもらう事)を提案する。
ALCをやりきってしまうと、
できなくて、外してもらうことになります。
やりきってしまって、外すほうが決まりが良い場合もあります。
事前に調整をすることで、
スムーズに工事が進められます。
☆
今回は、防火扉の戸袋があり開口があった。
ALC貫通部は、L鋼材で開口を作っていただけたことで
ALC壁の貫通部配管の施工を先に通してできた。
階高が、4mを超えているので
先に上階まで配管を立ち上げて
Aパッド張りができた。
壁裏すぐのところに配管する必要があったが、
壁埋込の消火器BOXがあるため
横引きの配管のレベルを高くしています。
そこから、上階まで、3mちょっとまっすく立ち上げる必要があるため
そこのエルボは、「トップフィッティングエルボ」を使用せず
「溶接エルボ」配管とし、
首根っこを固定できるようにしました。
ここは、かさ上げコンクリートの施工が終わっているので、
「一文字」で架台を取り付けます。

☆
週末、心身ともにリセットできました。
リセットしたことで、日常に埋もれている
「やるべきこと」が目に入ってきます。
気づかないうちに季節が移り変わっていくように、
着実に現場は進んでいます。
