今日は、放水口の取付図面を書いています。

このマーク見たことはありますか?

「消防隊専用 消防マーク」

放水口と、

非常階段にある防火扉の下側に、

「消防ホースの、通過孔」扉に貼ってあります。

放水口の高さは基準があります。

床面から500~1000mm。

これは、腰を落として力を込めて接続口に

ホースのアダプターを押し込めるようにするためです。

放水口 単独の場合は、

私は、「床面から800mm」の高さに設定します。

非常電話など、他の機器がつく場合は、

少し下げて、600mmとしたり、

全体の操作がしやすく、

各々の高さの基準を満たすようにします。

外部に設置する場合も多く、

格納箱の材質がステンレスであることが多いです。

ステンレスは、材質が「かたい」ので

現地で穴をあけるという作業を極力減らすようにしています。

「月光ドリル」と「ステンコロリン」を知ってからは、

穴あけも抵抗がなくなりました。

屋上は、

風雨にさらされるため

・水はけ(腐食の心配)

・強風などによる転倒防止

が、施工のポイントとなります。

連結送水管は、送水圧力が

1.6MPaを基本とするため

高圧仕様となり、SGPではなく、Sch40の管材を選定します。

継手も高圧対応です。

継手自体も、ゴツくて、金額も高額です。

現場合わせのことが多いので

エルボを2個使った、振りしろをあらかじめ想定することも必要になります。

納まりの状況によっては、

振りしろはいらない場合もありますが、稀です。

現場で加工可能な、

エルボの芯~芯 300mmを設けるようにしています。

連結送水管は、

消防隊が放水活動するのが目的です。

送水口らか送水された水を、

放水口にホースを接続して、

ノズルから放水するための「配管」でしかないです。

必ずしも格納箱に入っているとは限りません。

放水口だけあって、

ホースつないで

放水圧の確認。

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