私たちの仕事では、通称「フレキ」
ポンプ周り、水槽周りで
機器・基礎と、スラブ(床・天井)の縁切りの箇所に登場します。
今回は、建物の車路スロープに「Exp.J.」を
建物として設けているので、そこに設置します。
「免震構造」のように、完全に躯体が独立しているのかというと
ん~と考えるところもありますが、
そこの躯体自体は、切り離されて作られています。
「変位量」によりますが、
今回は、65Aの配管の接続
フレキは 全長500mmを選定いたしました。
この「フレキ」使用時の最大の注意ポイントは2つ。
① フレキ専用のパッキンを使用すること!!
一般的に使用するフランジ接続の内パッキンと
同じフランジ接続ではあるものの大きさが違います。
→ 専用品でないと漏水します。
② 個体差がある!
今回500mmの物ですが、全長がそれぞれわずかではありますが違います。
納入仕様書、機器図などにも、制作許容値は、0~3%の全長の違いが明記されています。
現物合わせで、配管をしないと、フレキが「モフ」ってなって
ぱっと見 違和感があるので 施工指摘につながります。
上記2点が注意ポイントです。
図面を書くときに「物」を知っていると
選択肢を増やすことができることがあります。
フランジが溶接ではなく、「ルーズ」になっていることが
重要な時があります。
「消防認定品」ですね。認定マークがあります。