成人当時の自分が、
もし
今の自分を見ることができたのなら
なんていうのかな?
あの日の空は快晴で、地元特有の冬の強風の中
小学、中学校の同級生が久しぶりに集まって成人式を迎えました。
私は、大学入学と同時に上京したので
東京から帰省しての出席でした。
「おれは、地元には埋もれない!!」
そんな気持ちを今でも持ちづづけているから
ここで今日を過ごしてるのだと思います。
「他人と自分を比べること」
そんなことも、
自分の目指す目標への「エネルギー源」となるのであれば
考えてみることも良いと思います。
☆
消火ポンプ室の施工図
この空間は、
現場担当者が主役になれる「舞台」の1つです。
人生で、こなせる「物件」は、有限です。
その1つである、この消火ポンプ室も、
私の今できうる「真骨頂」にします。
ポイントは、
・機能美
無駄がなく、メンテナンス性も考慮します。
盤の上には、配管を通さない。
「振れ止め」架台の適切な設置。
サクション管が引き抜け、フート弁の交換は可能か?
「ストレーナー」の配置、フィルター清掃 良好か
やっと、フロア展開している配管の図面が
ほぼほぼ書ききったので
ポンプ室の図面に着手できます。
「ポンプ室」「アラーム弁室」は、
建物と共に「半永久的」に残る「目に見える仕事」です。
☆
図面が書けるというのは、
単に線を引くことではない。
機能や、それぞれの機器の役割を理解し
なぜ?それがそこに必要なのか
「必然性」の上に作図していく。
では、
どうしたらポンプ室の図面が書けるようになるのか?
部下に、教えるときに
「自転車」の絵を書いてみてと言います。
その書いた「絵」の自転車は、乗れる自転車ですか?
と聞きます。
では、次に「子供が乗る三輪車」を書いてみてと言います。
ポイントは、
「乗ることができるレベルを意識して」書いてといいます。
まずは、「概念」を持てること。
自転車にしても、三輪車にしても
おおよそのイメージを持っているから
「絵が描けます。」
「消火ポンプに、必要な配管はなに?」
と聞かれても、概念すらなければ絵に書くことさえできません。
「三輪車」は、
・フレーム
・ハンドル
・車輪
・タイヤ
・ペダル
・サドル
で、構成されます。
自転車と違って ギヤも、変速機も、チェーンもないです。
「意識すること」
今回、私が描いたポンプ室から、
部下や、後輩たちは「どれだけのことを学ぶ」のでしょうか。
それが、
未来の自分を変えるチャンスです。