消火配管の施工が進み、

天井工事が始まってきます。

天井によって、配管が見えなくなってしまう前に、

必須検査事項である、「水圧による耐圧試験」を行います。

消火配管の水系消火設備の重要ポイント

「品質」の確認。

不思議なもので、

「空気圧」と「水圧」

圧力値は、同じであっても

水圧試験を行うことが重要です。

空気による「気密試験」では減圧がなくても

実際に「水圧」では、漏水が発生致します。

職人さんたちは、「気密試験」を重要視しますが、

現場監督としては、

「施工要領」に順じます。

もちろん、

開放型スプリンクラー設備の開放側の配管は、

「水圧試験は、不要」です。

この水圧試験は、

注意ポイントがいくつかあります。

・試験圧力

・試験範囲・系統の確認

・給水・加圧ポイント

・緊急時の排水をふくめた 排水方法

・漏水に対する事前対応

  などです。

基本的な手順を必ず「実行する」これは、とても大切です。

「水損事故」につながります。

「校正ゲージ」

「犬」の「血統証」のようなイメージです。

「圧力ゲージ」は、圧力の確認を行いますが、

「公式」な「水圧試験」となると、

施工記録として残すため

圧力値の正確性が、保証された圧力計を使用します。

「1つの校正ゲージ」を、親として、

バイパス配管を用いて、

「子」となる圧力ゲージを増やすときもあります。

詳しいことは、別途「ネット検索」などしてみてください。

この「圧力ゲージ」を準備するタイミングが来たことが、

私たちの仕事の「フェーズ」が、移り変わっていくことを実感します。

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