「夢の国」
何をもって「夢の世界」を具体化できるのか。
20歳の時に読んだ本の一節に、
「ディズニーランドのゲートをくぐると、
振り返る人はいない。
目の前には、楽しみしかないから。」
とありました。
確かに、
現実世界から、楽しみを期待して
「夢の国」に集まるんですね。
私は、いつも仕事に追われ忙しく過ごしているので
「ファミリー還元?」
行ってきました。
1つ1つの作り込まれた造形美を見つけてみようというのが
今回の楽しみにしました。
「隠れミッキーとかは、、、、、」
それよりも、、、、
☆
私の仕事は、「消防法」をベースにしています。
消防官は、地方公務員にあたります。
地域の特性も大きく、
特に東京は、「高層建築物」も多いので、
消防法だけでは、
判断しにくい事象があります。
そこで、
「予防事務審査・検査基準」という書籍
(「東京消防庁」が出している)
「手引き」を元に工事を進めています。
横浜(神奈川県)なども高層のビルが多いですが、
東京とは、少し違いがあります。
今回は、「東京」 と言いつつも
「千葉県」である為 違いがあるのかもしれません。
「東京」であっても、所轄の消防によっても
違いがあるので
所轄消防との協議というのは、重要です。
ここは、外部扱い。外気流入5m内ですが、
スプリンクラーヘッドが設置してありました。
「可燃物」が置いてあるとかではなく、
人間が並ぶエリアです。
一般的には、スプリンクラーヘッドは、不要だと思いましたが、
設計者とお施主様で協議があったのか、
設置されていました。
「造形美」 お見事です。
50Aの配管を、「ベンダー加工」かな。
端部まで50Aで配管し、キャップ仕舞い。
「世界観」を壊さない仕事でした。
「集熱板」→「防護板」
昔は、「集熱板」を用いて
不燃材から300mm以内にヘッドを配置することを満たしていましたが、
現在では、
「防護板」としての扱いになってしまっているため
今回のような使用方法は選択できません。
「集熱効果は認めず、他のスプリンクラーヘッドからの散水により
感熱できなくなることを防ぐ傘のような扱いになりました。」
「逆追い」配管の為 接続部のフランジを見えないところに仕込んでいるはずです。
メインからの枝管
「片どり 5個まで」もうらされています。