「夢の国」

何をもって「夢の世界」を具体化できるのか。

20歳の時に読んだ本の一節に、

「ディズニーランドのゲートをくぐると、

 振り返る人はいない。

 目の前には、楽しみしかないから。」

とありました。

確かに、

現実世界から、楽しみを期待して

「夢の国」に集まるんですね。

私は、いつも仕事に追われ忙しく過ごしているので

「ファミリー還元?」

行ってきました。

1つ1つの作り込まれた造形美を見つけてみようというのが

今回の楽しみにしました。

「隠れミッキーとかは、、、、、」

それよりも、、、、

私の仕事は、「消防法」をベースにしています。

消防官は、地方公務員にあたります。

地域の特性も大きく、

特に東京は、「高層建築物」も多いので、

消防法だけでは、

判断しにくい事象があります。

そこで、

「予防事務審査・検査基準」という書籍

(「東京消防庁」が出している)

「手引き」を元に工事を進めています。

横浜(神奈川県)なども高層のビルが多いですが、

東京とは、少し違いがあります。

今回は、「東京」 と言いつつも

「千葉県」である為 違いがあるのかもしれません。

「東京」であっても、所轄の消防によっても

違いがあるので 

所轄消防との協議というのは、重要です。

ここは、外部扱い。外気流入5m内ですが、

スプリンクラーヘッドが設置してありました。

「可燃物」が置いてあるとかではなく、

人間が並ぶエリアです。

一般的には、スプリンクラーヘッドは、不要だと思いましたが、

設計者とお施主様で協議があったのか、

設置されていました。

「造形美」 お見事です。

50Aの配管を、「ベンダー加工」かな。

端部まで50Aで配管し、キャップ仕舞い。

「世界観」を壊さない仕事でした。

「集熱板」→「防護板」

昔は、「集熱板」を用いて

不燃材から300mm以内にヘッドを配置することを満たしていましたが、

現在では、

「防護板」としての扱いになってしまっているため

今回のような使用方法は選択できません。

「集熱効果は認めず、他のスプリンクラーヘッドからの散水により

 感熱できなくなることを防ぐ傘のような扱いになりました。」

「逆追い」配管の為 接続部のフランジを見えないところに仕込んでいるはずです。

メインからの枝管

「片どり 5個まで」もうらされています。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA