配管内に、流体が流れるときの摩擦抵抗。

水系消火設備は、

消火を行う際、放水圧・放水量が重要です。

規定されている基準を満たすか。

「連結送水管」・「屋内消火栓」「補助散水栓」

「スプリンクラー消火」

「泡消火設備」、、、

今日は、施工図をすすめていて

なんか引っ掛かるところがありました。

明確にするために 「損失計算」を行います。

配管サイズに対する、「流量」で、

損失の数値は、大きく変わります。

「ループ配管」にすることであったり、

配管サイズを太くすることで

成立するように「配管サイズ」を見直しました。

「ループ配管」は、

流れを左右に分流することで

流量を半減し、管路抵抗を下げることができます。

最初に、これを知ったときは

「山手線」と「中央線」みたいなものかと思いました。

 「新宿」→「秋葉原」に向かう。

 中央線だけだと、込み合うが、

 山手線、外回り、内回りを使用することで人の数を半分にできる。

 水消火設備は、管内が充水されているので

 人が電車で移動するのとは違いますが、

 概念としては似ていると思っています。

 狭い車内に、人がギュウギュウだとストレス大

  → 抵抗 大

 車内を広くするか・人を減らすかで

  快適さ = 抵抗の軽減  が可能です。

スプリンクラー消火設備は、

配管サイズによって、取り出せるヘッド数に決まりがあります。

25A で2個。

32A で3個

40A で5個

50A で10個

65A 無制限

 ですが!!

65Aで全部 配管すればOKじゃん。とはなりません。

流量による、損失が重要です。

ここからが、技術者に必要とされる知識になります。

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