今日は、2階の施工図を進めていました。
地下は、RC造 → 地上は、鉄骨造
スプリンクラー消火設備の「流水検知装置」 2台と、
「放水型スプリンクラー」の開放弁 1台
いいところに
鉄骨梁が配置されていて
配管の固定が少し面倒です。
施工のポイントとして
・下階に設置されている消火ポンプから
アラーム弁2次側へ送水されるのですが、
スプリンクラー2次側減圧
→1次側供給
→1次側減圧=消火ポンプ 圧力タンク減圧
→ 消火ポンプ起動
→ ポンプ圧が一気にかかる
この時に、
下から突き上げるように衝撃が発生するので
アラーム弁2次側 上部の配管の固定は、
「下に、抑え込むように配置する」
消火ポンプデリベリも同様ですね。
☆
アラーム弁室(シャフト)と廊下の境界
どこまで配管を発注しておくべきか?
これは、「セオリー」として有ります。
シャフトに飛び込ませておけ!
よく「間仕切りボード」ができてから飛び込ませるように
「配管貫通を待て」といわれるのですが、
配管を容易に外せるようにだけしておくことで
その後の「現場合わせ管の採寸」ができるようになったり
天井の施工に飲み込まれないようにできます。
☆
アラーム弁室は、広くはありません。
入り口の扉、立上げの位置、メンテナンス性を
最大限考慮し、図面を書いていきます。
斜め45度というのも時として必要です。
法規で、バルブの高さは決まっています。
「床面から 800~1500mmとする」
私たちの仕事では、数少ない「見せ場」の1つです。