オフィスビルの新規間仕切り工事の為
現地調査に行ってきました。
新築当時のままの顔ぶれは、
私と電気屋さんでした。他の担当者は変わっています。
私は当時、
A棟4~36階を、水系消火設備 担当致しました。
☆
写真左側のビルが今回の建物です。
☆
右側に12階建てくらいの3棟似た建物の
奥のビルは、入社初期の現場でした。
「現場追いまわし」時代
内装屋さんがめちゃくちゃ怖かったり、
現場全体の1人として表彰されたり、
サブコンの所長には、退場宣告を受けたり。
現場の取り合いがひどすぎて
しっぽ丸めて 負けてきたこともありました。
☆
間仕切りを立てることで、
各設備対応が発生致します。
照明であったり、
空調の吹き出しや、温度センサー。
私の仕事は、
スプリンクラーの警戒や、離隔の確保です。
天井を見ると、
機器をこっちへ動かせば良い。
でも、単純にそうはいかないのです。
天井の中の「納まり」
吹き出しを動かすことで、
天井内の空調BOXを動かすときに
スプリンクラーの配管があったりします。
「表面的なもの」と「目に見えないもの」
今回は、配管図も持参したので
「主張」ができました。
工事の内容が、格段にヘビーになりかねなかったので
良かったです。
「自分の価値や、居場所」というのは
こういったことの一つ一つですね。
☆
午後には、いつもの現場事務所に戻ってこれたので
図面を進めました。
今日は、パイプの搬入もあったのですが、
部下の女性2人で対応できていました。
数カ月前、搬入?
想像もしえなかったことが
いつの間にかこなせるようになっていました。
彼女たちは、
入社初期の自分とはちがい、
成長率が格段に高いなと思いました。
「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
仕事のやりがいや、
自分の居場所。
悔しいことも、うれしいことも
学んでいってほしいと思います。