私たちの仕事は、「所轄消防」がポイントとなります。
東京都の仕事をメインとしているので
この「予防事務審査・検査基準」は、
「東京消防庁」監修の物を使用します。
「消防法」を基本としますが、
実際、消防設備工事における最重要 指南書の役割です。
神奈川県(横浜)なども、東京のように高層ビルがあるが、
消防完成検査のやりかたなど少し違うようです。
(地方公務員)
(ex.東京は、
試験協会による連結送水管、
放水試験を、
①設置届の試験結果報告書のデータ取りとして行います。
②消防完成検査時、消防官立ち合いで放水圧の確認を行います。
横浜は、上記①のみで良いという事もあるようです。
横浜の物件も弊社の施工実績として有りますが、
私は、
今のところ横浜 未経験です。
☆
この指南書は、
数年ごとに新しく発売されます。
私の仕事において、最重要図書なので
常に更新し、最新のものを使用します。
(表紙の色が、年式で変わります。)
☆
どんな時に読み直すのか?
オーソドックスなことは、頭の中に入っていますが、
正確に、根拠や、理由を伝えるときに、
指南書のページをそのまま「抜粋」します。
例えば、
スプリンクラーヘッドの省略が可能な「空間」
どこか、明記されています。
But
厄介なことがあります。
☆ 「風除室」
風除室は免除可能エリアとして記載されていますが、
実際には、SPヘッドを配置するように「指導」されます。
なので、配置して工事を進めることが基本です。
☆
すごく端的にいうと、
この指南書さえしっかり頭に入れておけば
「消防設備士」としてかなり「カッコウがつく」
大切なことは、
何をみればほしい情報が記載されているかが
頭にある事です。
内容を、暗記する必要はないです。
それと、
よく出てくることは、大体同じです。
専門性が強いが、
狭く深く身につけていくことが
スキルアップになります。