業界 15年ほどいますが、
この2タイプのスプリンクラーヘッドが主力。
設置場所によって適材適所で
他にもいろいろなタイプがありますが、
まずは、 この2タイプを基本とします。
「千住スプリンクラー株式会社」
「アイエススプリンクラー株式会社」
の2社の製品。
構造は、いたってシンプル
火災による熱によって、
この機器内のストッパーが外れて水が放出される。
このヘッドの警戒範囲は、半径2.6m or 2.8m
使用場所の温度や、天井の形状などにより選定します。
このヘッドは、
天井埋込型なので、一般的にオフィスや、店舗などの天井に設置されてます。
(※スプリンクラー消火設備が設置不要な建物もあります。)
建物の規模によりますが、
数百個~数千個~数万。
必要に応じて配置していきます。
1つ1つのスプリンクラーヘッドは確実に
「そこに存在する意味がある。」
☆
経験 6年くらいした時でしょうか、
主体となってスプリンクラー工事の担当者をしていた時のことです。
それまで、
スプリンクラーヘッドが、
有事の際に必ず有効な消火をしてくれると
熱意をもって仕事をしていました。
スプリンクラーヘッドの配置に関して、
消防署にいき
「消防協議」を行ったときの一言が
とても心に残っています。
☆
「スプリンクラーヘッドの役割は、
火災時
※延焼拡大の抑制
である。」
☆
→「火を消すことではなかった。」
もちろん
消火されるのが良いですが、
確実な消火システムという位置付けではないことを学びました。
※立体駐車場にあるような、「ガス消火設備」などは
確実な「消火」を目的としている認識です。
☆
それから 個人的には、
スプリンクラーヘッドの配置は、
「星座」のようにとらえています。