今日は、引きつづき消火ポンプ室の施工図を作図していました。
今回のポンプ室は、とても狭いです。
長く細い空間。
上部にダクトやラックがあり、天井面が層になっているため
配管の吊りが厄介です。
そこに、「真空ポンプ」を追加することになったので
最終の「ポンプ納入仕様書」の寸法で、配管を高精度で配置しました。
泡消火の原液タンク周りの配管、
試験用配管など少し複雑です。
複雑さを整理していき、機器のメンテナンス性を考慮した。
配管の割や、制御弁の取り付け位置など精査し、シンプル化しました。
配管の支持や、架台、振れ止めもイメージしながら、配管ルートを決めていったので
後は、頭の中にある金物類を図示して完了です。
今回のポンプ室は、背面と側面の一部が躯体壁(コンクリート壁)なので
側面に這わせるように配管を取り回しました。
ポンプの搬入は、10月頃の予定です。
ポンプの施工図は、
10現場やっても、10個です。
ブースターポンプがある建物にしても
数こなせる箇所ではないので
1物件ごとにノウハウや、経験を吸収、成長していくことが大切です。