何度直していることでしょうか。

こういうところに、担当者の力量の差が出ます。
まず施工図面の精度。
そして他業者との取り合い。
空調の角ダクト施工も各フロアで微妙に違っていました。

改善点がいくつも重なった、

典型的なダメパターンです。

引き渡し後、お施主様の検査で指摘を受けました。
サーバーラックとの約束している離隔が取れていない。



こちら側の不手際です。

原因はいくつかありますが、
角ダクトが中央に寄ってきたことにより、
SPヘッドの立下げ位置を変更したことが発端でした。

結果として、サーバーラックの離隔を確保できなかった。



壁と角ダクトの間に立下げを行い、
最後にヘッドを壁から300mm以上離していれば問題なかった。
実際、私が担当したフロアではその方法でクリアしています。

感熱開放継手までは充水されていますが、
その先のヘッドまでの配管は空で開放状態。
その点も含めて監理者の方が説明してくださいましたが、
ルールはルール。

最終的には、角ダクトを巻き込む形でSPヘッドの位置を変更し、了承を得ました。



この業界は、積み重ねがすべてです。
良くも悪くも。

今回は、通常とは違う使用材を手配。
ダクト下を配管するため、支持方法も検討しました。

壁持たせ。
壁は12.5+12.5mmの施工ボード、

その奥に0.8mmの鉄板、そして壁LGS。

配管荷重をどう受けるかがポイントです。
石膏ボードだけでは強度が足りない。
今回は鉄板が仕込まれていたのが幸いでした。

インパクトドリルにビス打ちでT字足を固定し、
2穴の羽子板とタテバンド。
ビスは + ではなく六角。
鉄板とLGSに効かせるため、「テックスビス」を使用。



私はいつも意識しています。

「おまえがやってみろよ」と言われたとき、
そのやり方と材料で 自分ができるのか。

人にお願いする前に

自分ができる状態をつくる。
それが、お願いする時の配慮だと思っています。

もちろん、専門職でなければできないことも多い。
それでも、チームとして前を向いて取り組める現場が理想です。

「それはうちの仕事ではない」

と線を引くのではなく、
同じ組織として動ける仲間と仕事がしたい。

線を引きすぎると、小さくまとまるが、
仕事の面白さも、やりがいも、乗り越える力も小さくなる。

私は「やらない」とは言いません。
そう決めています。

やれる方法を探す!

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