週末の改修工事では、内装・電気・空調・警備など、
複数の専門職が同時に入り混じりながら作業を進めます。

今回は1フロア全面工事
スプリンクラー(SP)ヘッドの増設・移設を行いました。

天井はシステム天井。
グリッドで組まれており、いわば“オセロ”です。
その中でも

今回は、在来天井部分のSPヘッドを天井LGSへ固定することが目的でした。

壁の間仕切りは、
パーテーション、もしくはLGS+ボードで施工されています。

「基準墨がない……

何事にもセオリーがあります。
通り芯、ボード張り出しの墨。
各業者が基準とする墨を元に施工を進めるのが基本です。

しかし今回は、
仕上げからの追い施工
セオリー通りに進められない状況でした。

やむを得ず、
すでに仕上がっている壁から寸法を出す方法を選択。

図面上ではミリ単位で正確に描かれていますが、
実際の現場では、そう簡単にいかないことも多々あります。

今回は図面通りの寸法に現場が一致していたため問題ありませんでしたが、
よくあるのは――

通り芯から出したセンターラインと、
仕上がっている壁から測った寸法が
左右で一致しないケース。

すると、
仕上がり基準でセンターを取った照明業者と、
通り芯基準で追いかけた私たちとで
位置がズレてしまいます。

そして最終的に言われるのは、
「SP、ずれてますよ」

床の墨は、工事が進めば見えなくなりますからね。

混み合う現場だからこそ、声を掛け合う

1フロア全体の工事では、
目的は同じでも作業が重なり、現場はどうしても混み合います。

内装仕上げ業者さん
電気屋さん
警備さん
空調屋さん……

声を掛け合い、タイミングを見計らいながら、
お互いがスムーズに作業できるよう調整します。

図面は大切。でも、それだけでは足りない

図面はとても大切です。
ただ、状況によっては図面だけでは追えないこともあります。

・床がしっかり養生されている
・OA床で通り芯の出ているスラブが見えない
・仕上がっていると思った壁が、実は施工途中だった

だからこそ、
なるべくシンプルで、見やすい図面を心がける。

それでいて、バックアップとして追える寸法。

とはいえ最終的には、
各担当者の経験値や技量がものを言います。

セオリー通りに進められる現場なら、
必要最低限の情報でも問題ありません。

そうもいかない現場があるからこそ、
現場を知り、経験を積み重ねていく。

目的を達成するために、どうすればいいのか。
電気屋さんと話し、
照明ラインの出し方を聞く。

その繰り返しです。

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