埋込型のスプリンクラーヘッドは、
天井ボード面にボード開口され、飛び出るように納まっています。
ボードの開口端部は、美しくは仕上げられないので
「化粧プレート」をかぶせるように取り付けします。


この化粧プレートは、プラスチック樹脂製なので、
紫外線や、温度変化などで経年劣化します。
外部などで、外気、風にさらされるところなど
脱落、風散が懸念されます。
そういったところを
天井ボードではなく、「天井パネル」とする理由はその1つかもしれません。

パネル天井の場合、パネルの製作図が回覧されます。
SPヘッドの位置と、開口の大きさを追記します。
この開口の大きさは、
SPヘッドの外径~化粧プレートの大きさになりますが、
その大きさは いくつがいいのか???
まず、パネル取り付け時は保護のため ヘッドキャップがしてあります。
次に、
ヘッドレンチというSPヘッド専用の工具があるまし。
私のSPヘッドのための、開口の大きさは「ヘッドレンチ+α」とします。
明確な根拠を「何にするか?」
ヘッドレンチの大きさを根拠とすることで、
大きすぎることも、小さすぎるともなりません。
SPヘッドの交換時は、
天井面から巻上て交換するのが一般的ではありますが、
天井内に触らずにヘッド交換をする可能性もゼロではないので
開口サイズの基準としています。

