5シーズン目のタイヤ交換をしてきました。
フロアジャッキも準備しましたが、

今年も結局

「車載工具」で対応。
トヨタ純正のスクリュージャッキです。

寒空の下での作業だったが、

気付けば汗だく。


「ジャッキアップポイント」の確認、

「タイヤ止め」の設置、

工具の準備など、
一つひとつ慎重に作業した結果、

合計2時間かかりました。

本当は「ハブ」周りの研磨を

もっと丁寧にやりたかったのですが、

時間に追われて断念…。


それでもやはり、

純正品はよく作られていて頑丈ですね。

また、フロアジャッキが使えなかったことで、

気づいた点も多くありました。

純正のままなら、、、、


スポイラーをいじっていたり、

ショックアブソーバーも調整式の社外品に交換しているので、


その設定も少し見直しました。

タイヤ交換が完了したら、最後に空気圧の調整です。


それが、消火配管の耐圧試験です。

水消火配管であっても、

まずは 必ず「エア」を張ってから水を注入します。
これは、

プラグの取り付け忘れなどによる水損事故の防止のためです。

昔は、

「エアは水圧の3倍の力があるから、
 水圧1MPaなら空圧0.33MPaでOK」
 といった、

意味のわからない説明を耳にしたこともありました。

しかし実際には、
水も空気も“単位面積を押す力”が同じであれば同じです。
※違うのは「膨張率」です!

空気圧は「空気銃」と同じ原理です。
空圧をかけた状態のまま、プラグやハウジングを外してしまう事故も発生します。

空圧試験は、あくまで管口の閉止状態を確認する試験です。
空気圧では問題がなくても、水圧をかけると漏水する場合もあります。
とくにハウジングのパッキン部分は、水圧によって配管との「なじみ」が変わるためです。



☆ TRYすることで、技術者は成長する

タイヤ交換も、私の仕事も、
実際にやってみることで初めて得られる気づきがあります。

その積み重ねこそが、技術者として大切な成長ですね。

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