今までの物件は、
ほとんど・すべてにちかいくらい「切削ねじ」でした。
仕様の違いです。
グレードは、「転造ねじ」のほうが「上」だと思います。
切削ねじは、配管の肉厚を削り出してネジを立てます。
旋盤作業を見ると、切り出されたねじの金属片がスクラップとして出ます。
転造ねじの場合は、この量が少ない。
削り出しているので、
肉厚はもちろん違いますし、
強度も違いますね。
転造ねじは、加工時間もかかるので
費用面はUPします。
現場作業としても、
切削ねじの旋盤と違い、
「各サイズのダイヘッド」が必要になります。
今回の物件は、「転造ねじ」仕様です。
厨房で、SPヘッドを少し立下げないといけないので
全長200mm 15Aのニップルを20本 制作しました。

外部発注で、加工管制作会社に依頼しました。
15Aダイヘッドの用意がないからです。
☆
ぱっと見、見分けつきません。

実寸してみます。

切削ねじ 2.4mm

転造ねじ 3.1mm

確かに違いますね。
天井仕上げ面から、
ヘッド基準線を 115mm出します。


天井LGSに固定するので、
余長を確認します。
