アラーム弁 = 流水検知装置
ポイントは、「チャッキ構造」であること。
とて、
メタルタッチなので 経年によるゴミかみなどもあり
半永久的な逆止弁 構造ではないです。


アラーム弁の2次側は、天井面に配管を張り巡らせているため
気温の影響を受け、管内の圧力が高くなります。
アラーム弁は、10K仕様であり、
最高使用圧力は、1.4MPa以下とされています。

こちらの写真のアラーム弁は、
「泡消火設備」の物です。
管内に、「泡消火薬剤の水溶液」で満たされております。
スプリンクラー消火設備より、
水溶液である方が 熱膨張?するのか、
モル濃度???
泡消火設備であると、2次側の管内圧力が高くなるイメージがあります。

☆
本題
この「銅管」は、「逃がし管」です。
アラーム弁の2次側の圧力が設定値を超えると、
1次側に圧力を逃がします。
これによって機器の保護になります。
これも、良し悪しがあります。
機構が増えると、それに付随して
故障・不具合が発生します。
今回の場合は、
不具合といっても、
ゴミかみにより不用意な
2次側から1次側への逆流が起こりえますが、
1次側の圧力と同等になることは特定の条件の時以外はOKです。
特定な条件とは、1次側の水を抜いているときでしょうか。
私たちの仕事に出てくる機器の構造はとてもシンプルです。
1つ1つのことに興味関心、疑問を持つことは、
施工図面の質の向上にもつながるので
学んでいきましょう。