新築工事から担当しているビルです。
4階から上 三十何階まで工事をやり切りました。
お施主様の要望で、「新設間仕切り」を設置します。
建築 → パーテーション工事
電気 → 照明・スピーカー移設
火災感知器移設(今回は無し)
空調 → 今回は無し
水消火 → スプリンクラーヘッド移設
私たちの仕事は、
間仕切りの新設によって、
散水の障害となる。
床面の放水(警戒)ができなくなる部分に対して
スプリンクラーヘッドを再配置します。
今回は、増設はなく、機器の移動だけでした。
また システム天井なので
自分たちで天井ボードを開けて作業を完結できます。
職人さんの手配をするか「迷う」場面でした。
システム天井、移設1個
結局、
天井内を開けてみると
空調の角ダクトがあり その直下に移設予定です。

狭い空間に、各社入り乱れての作業
私達の仕事は、ものの数分で完了できるため
さっさ移設作業します。
機器 移設1個
されど
「1個」
と実感する1日でした。
天井高さ、2900mm
角ダクト下端 3100mm+保温材
有効空間 200mmもなく、天井の軽量(下地)があります。
日常的に、巻き出し作業をしていないと、
作業は、危険で、不確実性が大きい。
巻き出しフレキの曲げ半径も関係してくるので
物理的にNGな場合は、
違う場所に 配置します。
事実、
システム照明は、天井の下地があり
想定していた箇所に設置できませんでした。
作業指揮者・施工者
現場の状況によって 臨機応変すること。
照明の配置は、お施主様の判断にゆだねますが、
スプリンクラーヘッドは、
法規を満たすことが重要です。
お客様にとっては、特に気にはならないので
適切な対応で 工事完了としました。

