今でこそ、
階段下の消火配管の施工も抵抗がなくなりました。
イレギュラーな対応が出るので、「無い」のであれば
それに越したことはありません。
※「螺旋階段」
これは、まだ未知の領域です。
階段下を、隠ぺいにするのか露出仕上げにするのかで
少し変わります。
ボード、パネルなど不燃材で隠ぺいとする場合は、
巻き出しフレキを使用します。

露出仕上げの場合は、
実管施工。

注意ポイントは、
・吊りをどうするのか。

・天井(床)から、階段下への境界部分の納まり。

階段は、面(板状)の連続でしかないです。
階段の製作図を元に、CADで3Dを作成します。

そこに配管を図示していく。
使用する継手は、
エルボとチーズくらいなので、
関節と一緒です。
☆
隠ぺいされるタイプは、階段と仕上げのスペースが
狭い時があるので
配管の有効空間の主張が大事です。
ステップの角を斜めに切り込んでもらったこともあります。
露出タイプは、
配管全体も「現し」で仕上げとなるので、
配管美を意識します。



無駄なくシンプルに。
いずれの場合も、
「配管の吊り」をどうするか??
というのがネックです。
これはもう、「いつものやつ」で私は対応しています。
インサート使用する「タマ」を打ち込みます。
ステップ部は、30mmほどの厚みでコンクリートを打設するので、
このやり方がシンプルで良いです。

鉄骨階段の制作段階で主張できれば、
もりこんでくれます。
「役物」への対応。





現場担当者としての「技量」を表します。
「 」
カッコウはつけるもの!!
かっこよく仕上げましょう。