今日の延長線上にある未来を変えるためには、
向上心を持って「今日」を過ごすしかありません。
今この瞬間は、過去の積み重ねの結果です。
もし今の状況に満足していないのであれば、
今日と同じことを繰り返していても、
1年後も同じ場所にいるだけでしょう。
むしろ老化する分だけ、状況は悪くなるかもしれません。

⸻
今日は現場チェックをしていました。
システム天井 CH3000 から
空間入口 CH2600 に段差を作る納まりです。
この段差部分に
SPヘッドと照明が並んで配置されます。
以前、別のフロアで
SPヘッドと照明のラインが20mmずれている
ということがありました。
なぜそんなことが起きるのか。
今回、その理由がはっきり見えました。
段差部分の端部には
天井LGSの下地がダブルで流れます。
• エッジの補強
• 石膏ボードの受け材
そのため
段差端部から150mmが器具芯
この寸法に合わせる必要があります。
しかし、前回のズレは
ボード受けの金物に切り込みを入れずに施工した
これが原因でした。
その結果
• 20mm逃げて
• 照明の開口を開け
• そのまま設置
という流れになったわけです。
⸻
今回のフロアは
きちんと対処されていました。
SPと照明は
ほとんどの現場で
並びを合わせる
ことが求められます。
ただし存在感としては
照明の方が強いため
よく言われるのは
「SPヘッドずれてますよ!」
です。
しかし実際に寸法を追うと
SPヘッドが正しいことが多い。
⸻
仕上げから追うのか
通り芯から追うのか
基準が変わると
結果も変わります。
しかも通り芯は
床施工が進むと見えなくなることもあります。
⸻
物事を深く知ることで
対処できることがあります。
今回の納まりで言えば
本来は
段差端部から200mmを芯
にする方が良かったでしょう。
ただし
私の仕事は
照明に合わせること
なので
結果として
150mm
になりました。
⸻
図面では簡単に配置できます。
しかし現場では
天井内の納まりが影響します。
だからこそ
検査前に現地確認すること
これが重要です。
寸法を追って
• 図面通りなのか
• どちらが正しいのか
これを掌握しておく。
⸻
そうしておけば
検査で指摘が出たとき
「電気施工のミスです」
と即座に主張できる。
つまり
降りかかる火の粉を防げる。
⸻
こういう小さな積み重ねでしか
私の仕事の
純度は上がらない。



